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童話ランキング 201~250位
自称魔法使いの男の子と、小学生男子の夏休みを描いた連作短編。
【秘密基地】「自称魔法使いと怪しい洋館」
夏休み前、小学生のユウヤは図書室で古めかしい本を拾う。
持ち主に返そうと、挟んであったメモに従い辿り着いたのは怪しい洋館。
そこで彼を出迎えたのは外国人の小さな男の子だった。
【打ち上げ花火】「ライバルは自称魔法使い?」
幼馴染のユウヤを花火大会に誘いたいミユ。
小学校は夏休みでなかなか会う機会もなく、ユウヤがちょうど出かけるのを
見かけて、ミユはこっそり彼についていく。
たどり着いたのは怪しい洋館だった。
【浜辺の漂流物】「自称魔法使いと魔法道具制作」
夏休み、小学生のユウヤは魔法使いを自称する子供、ケヴィンの屋敷によく遊びに行っていた。
ある日、ケヴィンが魔法道具を作るというので、その材料を集めに浜辺へと出かけることになった。
【アイスコーヒー】「自称魔法使いと再会の約束」
ユウヤの十六歳の誕生日にカフェデートに誘いだしたミユ。けれど、肝心のユウヤはどこか上の空でミユの話には生返事ばかり。
実は、彼の誕生日にはミユとのデートとは別に、忘れていたもう一つの約束があった。
【宿題】「僕様は自称魔法使い」
夏休み、山のように出された宿題から逃げ出すことはできないものの、気晴らしに遠くの国、日本へと羽根を伸ばしに行くことにしたケヴィン。
現地の人との交流をレポートにするため、居住場所に一番初めに訪れた人をその対象とすることに決める。
かくしてやってきたのは、小学五年生の男の子だった。
夏にまつわる五つのお題に沿って5000字以内の短編を書く企画に参加したものです。【】内がお題となります。
ノベルアップ+にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ
オオカミのワオンは、おとぎの森で『ワオンのおとぎボドゲカフェ』を開いています。ですが、ある日いきなり兵士たちに捕まり、牢屋に入れられてしまったのです。いっしょにいたルージュもでした。兵士に抗議するワオンとルージュに、おとぎ連合国の大臣であるルドルフがいいました。無罪だと証明するためには、黒魔女封印の儀式をいっしょに行ってもらうと。そして儀式が始まったのですが、このルドルフ大臣、なんだかすごく怪しくて――
※この作品は、拙作『ワオンのおと
ぎボドゲカフェ ~赤ずきんちゃんのお花畑~』、『ワオンのおとぎボドゲカフェ ~子ブタ村と目覚めるオオカミ~』、『ワオンのおとぎボドゲカフェ ~お菓子の家を作ろう~』の続きとなっていますが、その3作品を読んでいない人も楽しめるように書いています。もちろん3作品をお読みくださったかたも楽しめます(*^_^*)折りたたむ>>続きをよむ
ノベルデイズより転載。
2000字文学賞「ファンタジー小説」佳作。
「また会えるからね。虹の橋で待っててね。」
お母さんがそう言ったから、わたしずっとずっと待ってるよ。おばあちゃんねこと、ドタバタ家族の約束のお話。
赤ちゃんが泣きだすと、アタマにきますよね。
赤ちゃんの笑顔は、最高にハッピーだけど、泣き声はストレス。
それは何も、お父さん、お母さんだけじゃないんですよ。
これは、小さなおにいちゃんの、短い、短い奮闘記です。
ネコノメ谷の渓流を、ヘンリー老人が歩いている。在りし日の妻ダイアナの面影を探して。
アンネマリーおばあさんは探しもの名人。探しものならなんでも見つけることができる。そんなアンネマリーおばあさんの家にはいつも探しものに困った人が訪れてきます。……おや、今日もまた誰か来たようだ。
**総ジャンル巡り中。誤字脱字はすぐ直します。
とても寒い日の早朝、女の子が赤い屋根の家から逃げた。
そんな女の子を見かけた青い鳥が、女の子の隣を飛んで、話しかける。
「どうしたの? どこに行くの?」
「逃げるんだよ。そして探すの」
青い鳥は、女の子の探しものに興味をもったのでついていくことにした。
そうして、小さな心の中に、たくさんの悲しいとげとげを入れてる女の子が、青い鳥と大事なものを探しに行く。
※冬の童話祭2021、テーマ『さがしもの』への参加作品です。
夏のホラーに続いて、冬の童話にも投稿させていただきました。
白い虫の赤ちゃん、ユキミノが雪世界を冒険?していきます。
短めですので読みやすくなっていると思いますのでぜひ読んでいってください。
野盗に占領された山里。前触れなく訪れた奇妙な旅人二人。
奇異な出で立ちなれど、見目麗しい白い少女と黒い少女。
野盗たちは勇んで群がり、そして――〝喰われた〟
人外の少女らは告げる。
ヒトはみな我らが家畜。
産ませ、殖やさせ、永劫に喰らう。
案ずるなかれ。我らがもはや主であるならば、我らが家畜を愛でぬ謂れがありましょうや?
無駄に喰わず、殺さず、いたぶらず。
されど、あえて拒むというならば――魔女はどこか?
異形による異形の魔
女狩り。
姿持つ大罪、白き《貪食》が蹂躙する暗黒異聞。
・ かつて4万字の短編としてひとまとめで投稿してあった同名作品を、小間切れにして再投稿した作品です。内容には手を加えていません。
・ Webより以前に自主発行同人誌に掲載しています。発行を主導した団体の規約上、著作権その他の権利は作者が有しています。
・ 他サイト:青空文庫 http://slib.net/36704
☆ ちゃ畜様よりご提供いただいたイラストを掲載させて頂いております。計3枚。場所は第1,3,4部分(2020.11.21/ちゃ畜 on Titter:@700074FI72VBcF9)
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遥彼方 さんの「イラストから物語企画」に則って作成したつもりの作品、4作目。
兎と熊の夫婦のやりとり。
遥彼方 さんのイラスト「⑤くまたんとうさたん」のお世話になりました♪
おれさまは大ようかい『ひょうか1:1』!
『しんしんきえい』の、ようかいだぞ!
すごいんだぞー! こわいんだぞー!
あっ、うたがってるな?
だったら、おまえの新作の『ひょうか』のところをみてみろよ。
ほーら、あった。
ぶんしょうひょうか『1』。ストーリーひょうか『1』。
どーだ、ココロがおれただろー!
えっ? おれてない……むしろうれしい?
ど、ど、どうしよう?!
……というわけで、先輩妖怪の
おうちにかけこむところからはじまる、ちびっこ妖怪のおはなしです。
あすの大妖怪を目指す『ひょうか1:1』の『イチ』。
その未来はどっちだ?
この作品は「n4889fn」の二次創作です。作者より許可を頂いています。
タイトル:ようかい『ひょうか1:1』 作者:もふもふもん先生折りたたむ>>続きをよむ
ペンギン三兄弟、チャン、ドン、ゴン。
プラモデルが勝手に出来るということが重なって...
公募ガイドTO-BE小説工房 橋のお題で書いたものに加筆訂正を施したものです。
この作品は他のサイトでも公開しています。
全世界で大流行しているアプリゲーム「BATTLE」
ある日アプリ運営「コア」からユーザー全員に「ギフト」を持っているものを倒せばどんな願いも叶える
と通知が。
それぞれの願い。欲望。を叶えるため「ギフト」持ちを探してのバトルロワイヤルが始まる。
小学校一年生の左利きの女の子が主人公で、
日常のふとした事で、利き手について考えます
主人公ケンの誕生日の前夜、突然現れた不思議な生きもの、「パスパロ」。ケンはパスパロと友達になり、パスパロの住む森に案内される。パスパロと話をする中で、ケンはパスパロが何者なのか、今までどんな生活をしてきたのかを知る。ふたりは仲良くな流が、朝になり、お別れの時がきた。さよならの前、次のケンの誕生日にまた会いに来ると告げ、パスパロは森へ帰っていった。そして次のケンの誕生日…。
むかしむかし。とある村で殿様から、土のうを作るよう命令が下された。
報酬は破格。けれどもその土のうには厳しい条件が課せられ、それに満たないものは弾かれていった。
更に作った土のうは、堤防作成に使われるわけでもなく、屋根の上へくくられる。
5日の間、そのままで過ごせというお達しだったけれど……。
もしも時間の神様がいて、好きな時に15分だけ時間を戻すことができたなら、忘れ物や恥ずかしいハプニングもなかったことにできるのに。
そんなことを真剣に考えていた小学6年生のカナは、ある日親友ミナの絶体絶命のピンチに、心から時間が戻ることをお願いしたところ・・・。
ぬばたま川の鉄砲水は、おじさんの地元の伝説のひとつだ。
戦国時代、ぬばたま川は文字通り、弾丸の速さのような出水にたびたび襲われた。
その時も、川に架かっていた橋を渡る子供が数名、あっという間にやってきて去っていった水に、さらわれていってしまった。
今生の別れとなるのも珍しくはなかったが、鷹狩りにきていたお殿様が、奇跡的に子供たちを発見し……。
天女の羽衣を元にかいています。
天女を愛した人間の男ともう一人、天女を天界にて
待ち続けた男の話です。
設定とか深く考えてないので、色々間違ってると
思いますが優しい目で見てくれると嬉しいです。
どうぶつ村のお友だちがみんなでひみつの穴ぼこをほるおはなしを書きました。
カクヨム ピクシブ文芸 アルファポリス
冬の童話祭2020参加作品です。
現代風昔話。
お子さんは作文でルビは真似しちゃダメだよ。たぶん。
内容はタイトル通りです。
うそっこだからね。信じちゃダメよ。
天才ロボット博士は、虐められっ子だった。だから学校にも行けなくて一人で遊んでいた。ママに工作教室に行くように勧められ、ロボットを作った。楽しかった。其れから沢山勉強してロボットを作る先生の学校に行き友達とロボットの車椅子を作る。其れから自分で考えたロボットを作り、身体の動か無い人を助ける。世界中の人に自分の作ったロボットを届けたいと願う。
天才ロボット博士からの贈り物というお話しです。
ある冬の日、きらきらと光る木を見つけたカエルとリスはそれがクリスマスツリーだと教えてもらいました。
しかし、カエルもリスもクリスマスというものがわかりません。
木のおじいさん、料理修行中のエルフ、オークのコックさんに話を聞いてもわかりませんでしたが、ケーキをもらえたので嬉しかったようです。
「結局、クリスマスって何だったんだろうね?」
そんな二匹の出したクリスマスとはなにか?
童話風ほのぼのテイストでお送りします。
※ずいぶん昔にや
っていたMMOのウルティマオンラインで書いていた物語ですが、町などの設定をオリジナルに変えています折りたたむ>>続きをよむ
むかしむかしのこと。伝説の「蓬莱の玉の枝」を実現しようとした、村があったという。
物語に出てきた、精巧な細工ではなく、実際に木々を育てることによって。
様々な品種改良を試みながら、何代もの時間が過ぎる。
やがてかの村には、不思議な風習が生まれるようになっていた……。
まっしろにひかる夏、路面電車の新米運転手さんは、今日も先輩さんとふしぎな引きつぎに向かいます。めずらしい「ト」のかたちをした、あいおい橋へ──そこには、日差しのただなかで激しくおどる、見えないかたがたがいたのでした。
冬の童話祭参加作品「本日の引きつぎ」のふたりによる、夏のお話。
生まれた時から小さくて体が弱かったコーギーが、灰色の猫ジンに出会って成長して行く物語。
あなたは、『ようかいブクマはがし』を、しっていますか?
『ようかいブクマはがし』は、みんながこわがるようかいです。
だって、せっかくつけてもらえた『ブクマ』を、はがしてたべてしまうのです。
でも、ひとりだけ、『ブクマはがし』をこわがらないこがいたのです。
なぜって、そのこは――。
しょうせつかになりたくて、でもにんきのでないおとこのこと、
『ようかいブクマはがし』をなのるしょうねんの、
ちょっとこわくて、ちょっとわらえ
て、
さいごはほのぼのしちゃう、おはなしです。
『ようかいブクマはがし』のおはなし、童話バージョンです。
ほんとに子供がよんでも大丈夫! な童話になるよう、かなり真面目に書いたつもりです。
かなりしょーもない、えせ童話バージョンのコメディ(『ようかいブクマはがし』のおはなし~うちに妖怪(ようかい)ブクマはがしがあらわれた件(けん))もあります。
よろしければ、あわせてどうぞ!折りたたむ>>続きをよむ
幼児にして音楽の天才児達で結成されたグループ「レッツゴーしあわせサウンドでおたすけたい」は隣町の貧困を救う為自分達のステージで稼ぎ寄付を出来たらと思い民の為に立ち上がる愛と正義の味方の物語です!!
トチ狂った作者による、トチ狂った感性に従い、トチ狂った童話を書いてみた。
これは、童話と言ったら童話なの!
コメディじゃなく童話なの!(笑)
作品のジャンルの最終決定権は、作者にあるだって?
それじゃ、これは童話ね。はい、決まり(笑)
やせた狼は孤独だった。ある日、一匹のうさぎと出会う。お互いにひとりぼっちだった二匹は友達になった。
しかし、二匹は食う者、食われる者の立場だった。
狼はうさぎを食べる他の狼たちと自分は違うと宣言する。しかし、うさぎはそれは理に叶うことなのだと返す。
うさぎは狼に色々な話をする。物知りなうさぎを狼は尊敬していた。
狼は物知りなうさぎを食べようとする狼たちから守るため、うさぎを連れて冬の山に登る。かつてうさぎが話してくれたうさぎだけの世界、
月に行くためだった。
しかし途中、事故でうさぎは傷をおってしまう。
獣としての本能に喉が鳴る狼だったが、そんなことをするわけがないと自分を叱咤する。
二匹は山で遭難してしまい、うさぎは自分を食べるように狼に言う。
狼は激しく拒絶するが、うさぎは以前、狼にたくさんの話をしたように狼を諭した。
やがて狼が年老いて死んだとき、月を見上げるように花が咲いた。あのうさぎのように真っ白な花だった。折りたたむ>>続きをよむ
公園を歩いていると僕は不思議な女の子と出会った。
女の子はスケッチブックに奇妙な絵を描いていた。
そして、女の子は言った。
「逆さ虹の森には七つの話があるのよ」
これは、僕が女の子から聞かされた七つの不思議なお話だ。
むかしむかし。あるところで、冬だというのに夏のような陽気が続いた日があった。
過ごしやすさと野菜の育ちに感謝する一方で、奇怪な事件が起こる。
とある集落の人々がこつ然と姿を消してしまったのだ。
しかもそこの土は、耕地とあぜ道を問わず、真っ黒になってしまっている。
ヒロモト#11月18日は「なろう生放送」出演。
童話
童話
ちゃおちゅーるちゃおちゅーる。あるねころにおにゃーさんとおにゃーさんがいましたとさ。
山奥の深い森の中の、人里離れたところに、小さな里がありました。
この里にはもう人は住んでいません。
みんな人の住んでいる里に出て行き、今は森の化け物たちしかいませんでした。
その里を、もぐらくんとひまわりくんは訪れました。
里から出ようと出口の橋に行くと、毛むくじゃらの化け物が一人佇んでいます。
何をしているのか尋ねると友達とお話をしていたと言います。
誰もいないと言うと、その毛むくじゃらの化け物のは地面に指を指し、その指さすところを見
ると、そこには、ここには居ないはずの少女の影がありました。
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砂漠の世界にあるモノは、、、?
僕の住んでいる星は、【砂の世界だ!】
どこに行っても砂漠。
そんな砂漠の世界に、あるモノが落ちてくる。
南の海の上に、台風の家族がいました。おとうさん台風、
おかあさん台風、おねえちゃん台風、おとうと台風の4人家
族。ときどき兄弟げんかや親子でけんかしたりすると、もの
すごい風や雨がふきあれて、海の波もあれました。
ある日、おとうと台風が、ひとりで遠くまで遊びにいきま
した。大きな島があったので、そこへ遊びにきたのです。島
の浜辺では、子どもたちが遊んでいました。おもしろそうだ
ったので、おとうと台風は、ゆっくりと近づいていきました
。
すると、島の子どもたちは、みんなびっくりして家のほう
へ帰りはじめました。折りたたむ>>続きをよむ
おいらサルのウキ助。尻尾で魚を釣るのが得意だぜ。火を起こして焼き魚にすることだってできるんだ。“ぐれーたーでーもん”の影響でね。
そんなおいらが暮らすサル山に、ペリペリって名前のアルパカがやってきた。でも群れからはぐれた迷子みたいだ。どうしてサル山にいるのかわからないし、自分の群れへの帰り方もわからないっていう。しかもサル山のボスは、見ず知らずのアルパカが縄張りに長居することを認めなかった。山に住む他の動物を刺激して、サルの群れが危険
に晒されるからだ。
ペリペリは、見ず知らずの土地で、どこにあるかわからない自分の群れを探さなきゃいけなくなった。とぼとぼ歩く後ろ姿は不安でいっぱいだ。しかも泣き虫らしく、ぽろぽろ泣いていた。うーん……かわいそうだよなぁ……。
よーし、おいらペリペリが群れに帰るのを手伝うぞ。任せとけよ、サルは冒険して強くなるんだぜ。途中で賢いタヌキのタヌ吉も仲間に加わって、おいらたち三匹はペリペリの群れを探すために大冒険することになった。
※この物語は「我輩は暮田伝衛門である」のスピンオフだぜ。暮田伝衛門を読まなくても、サルのウキ助はなんの問題もなく読めるけど、興味がわいた人は本編も読んでくれよな。
あと、カクヨムにも転載されているぜ折りたたむ>>続きをよむ
ゆうたは、お兄ちゃんとお姉ちゃんに頭の上がらないおとなしい子。いつもお母さんが、ゆうたを助けてくれます。ゆうたの唯一の友達はお兄ちゃんとお姉ちゃんのおさがりのおもちゃたち。ところが、引っ越しをきっかけに、そのおもちゃを半分捨てなければならなくなります。心やさしいゆうたには、どうしてもおもちゃを捨てることができません。そんなゆうたのやさしさが奇跡を起こします。しかし、それはゆうたにとってさらなる試練の始まりだったのです。はたしてゆうたは、
その試練を乗り越え、おもちゃたちを救うことができるのでしょうか。折りたたむ>>続きをよむ
ネノンは全くの一般的な女児であり、そこになんらの違和感や猜疑心を覚える必要もないが、少なくとも彼女を取り巻く環境というものは、彼女と全く関わりにならない大人たちが、もしもそれを目の当たりにした場合、不可解に思うことだろう。しかしネノンがそうした環境を容易に受け入れるだけの寛容性、あるいはそれが全く不可解で、恐るべきことであると感じることもできないほどの幼児性を抱えているため、それに恐怖することも、狂乱することもなかったのは、幸運であるに
違いない。
幼児性というものは時に突飛な発想や、奔放な夢想を生み出してしまうものでもあるが、同時にそれそのままで完結するものでもある。もしも彼女がそうした幼児性における類稀な想像力を持ったまま、彼女自身を取り巻く環境、さらにはそこで起きた出来事の一切について、幼児性が生み出す妄想と関連付けてしまうような知能を持っていたとしたら、それは果てしない不幸に他ならないのである。折りたたむ>>続きをよむ
河童のかすけが、友だちのかのと待ち合わせをした時の、思わずくすっと笑ってしまうお話です。
物事に集中するあまり、他の事を忘れてしまうことって、あるものですよね。
かすけは空想が好きだから、自分の世界にひたり過ぎて、忘れまいとしたことまでうっかり忘れてしまうのです。
私のブログからの転載です。
その黒猫は旅をしていた。
ずっと、ずっと。
…ただ一人を探して。
※魔女狩りなどの言葉が出てきますので、苦手な方はご注意下さい。
※自サイトには数年前にup済み。
他サイト様にもupしました。
冬の童話2017
<プロローグ>
あるところに、春・夏・秋・冬、それぞれの季節を司る女王様がおりました。
女王様たちは決められた期間、交替で塔に住むことになっています。
そうすることで、その国にその女王様の季節が訪れるのです。
ところがある時、いつまで経っても冬が終わらなくなりました。
冬の女王様が塔に入ったままなのです。
辺り一面雪に覆われ、このままではいずれ食べる物も尽きてしまいます。
冬の女王を春の女王と交替させた
者には好きな褒美を取らせよう。
ただし、冬の女王が次に廻って来られなくなる方法は認めない。
季節を廻らせることを妨げてはならない。
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