小説家になろう 勝手にランキング
小説家になろう の 非公式 ランキングです
その他ランキング 401~450位
長野県下田市の南西部を走る小さな私鉄
【下田電鉄】
その終着駅の陽光温泉駅は妖怪が出る妖怪駅舎。
駅長の川島湯乃と和傘の付喪神 いずみ
ふたりの日常のちょっとした非日常。
のんびりゆったり進んで行きます。
もう15年以上前、特別な日の出来事をつづったフィクション。
拙作「出発進行!沼尻鉄道復活記」のキャラたちがSLを作るお話です。
ちなみに、作る機関車は「完全にフリーランス!」(本人談)だそうです。
他の作品の片手間になるので、更新は遅めです。
磯別学園高校『空想世界研究部』なろう支部
その他
ローファンタジー
砺波氏景(となみうじかげ)。後に、数々の異世界を救うことになる男。これは、そんな彼が初めて異世界を救った時のお話である。
時は2002年4月。高校に進学したばかりの氏景は、『空想世界研究部』なる珍妙な部に入った。そしてここから、伝説は始まる。
今作は作者8名によるリレー小説です。
シリーズの他の作品を知らなくても読めるように構成しています。
なお、第78話までは以前に掲載した内容です。
現在、企画者のみが執筆にあた
っている状態ですが、完結を目指して執筆をつづけますのでよろしくお願いします。
企画者兼編集者 呉王夫差
参加者 呉王夫差 猫人@白黒猫 叢鎚雷禍 月蝕いくり 鵠っち アンドロマリウス まーりゃん スーパーキンモクセイ折りたたむ>>続きをよむ
この物語は、とある小学校の五年一組における帰りの会(反省会)での生徒同士のその日の出来事の反省やら、次の日の予定などの連絡等、言葉のやり取の中で作者が実際に体験した、今思えば大したことはない小さな出来事を大げさに議論している内容となっている。
今回の議論のテーマは階段を禁じられている二段上がりをした男子生徒が一人の女子生徒に責められる。
議長の女子生徒は、その責めている女子生徒を普段から嫌っているのでその反省会は少々険悪なムードを漂わせ
る。更には混乱する内容で横槍を入れる生徒や関係ない意見を述べる生徒などでシッチャカメッチャカ。
結局結論が出ないまま明日の予定等の連絡事項へと話は進むが、その連絡事項を係の者が話している最中にも一人の男子生徒が横槍を入れて訳分かんなく、その日の反省会は終了する。折りたたむ>>続きをよむ
読書感想文を主体に、映画・テレビドラマを少々、スケッチブックのおまけつき。
検索してはいけない言葉を元にした青春?ものです。ぼっちに対してかなり辛辣なこと書いてるのでご注意を。
任天堂スイッチ買うぞ!
これは購入を決めてから、実際に購入するまでに、水嶋穂太郎がやった『すこしでも節約する方法』である……同情すんなら金をくれっ!!
この世人間の真実を記しました
世界平和への道筋でもあります
そして、人間は生きながらにして生まれ変わる事が出来るのです
現在存在する神とは「元は一つ」であると確信しています
速見誠一郎29歳、独身。恋人なし。食べ歩きと、一日一冊の読書。一人の時間をこよなく愛する誠一郎は、一人きりの食卓に並ぶ料理を日々笑顔で見つめていた。
そんな誠一郎はある日突然、偶然にも魔界の悪魔を召喚してしまう。リリスと名乗る悪魔娘に、願いを一つ叶えてやると言われた誠一郎。……後になって振り返る。自分は何故、あんな願いを言ったのだろうと。
この話は、アラサー男が悪魔娘と飯を食う。たったそれだけのお話です。
■この文章について
今では誰も読まなくなった、インターネットの端っこに落ちていた小説と出会い、作者は、感慨深く、色々なことを考え、慮ってしまう。随筆とも私小説ともつかない夢幻混じりの筆致。
そして、貴方に、新しい世界を作ってほしいと、お願いする内容。
2018年戌年。
初日の出が昇る頃、橘柚香と戌貝檸奈は、田舎の神狼神社に初詣に並んでいた。
5時くらいから並んでるにも関わらず、まだ行列の真ん中で門も潜っていない。
そんな感じから始まった2018年。
そんな、柚香とその友達とのお正月の話。
予告もなく突然投稿し出した連載小説!
僕からのお年玉ってことで、ぜひ読んでください!
「彼」との対話を日課とする「私」。しかし「私」は「彼」の存在が信じられない。「彼」の家にだって上がったし、こうして何度も話しているのに……
DQNドキュメント、今回はアニメとマンガを世界に発信する国、日本の文化と日本人の特異性に迫ります◇◇◇この作品はドキュメント風の創作物でありフィクションです。実在の団体、人物、名称とは一切関係ありません。
星の瞬く夜に、銀色の雨が降る。
銀色の雨を見ると、新しい自分になれる。
自分の事を変えたいと願う少女の思い。
それは崩壊の始まりだった。
……巷に、銀色の雨が降る———。
ダブルクロス The 3rd Edition
「Dual Calamity」
ダブルクロス———
それは裏切り者を意味する言葉。
本リプレイは「ダブルクロス The 3rd Edition」の公式シナリオである、「ダブルクロス The 3rd Editio
n 上級ルールブック」収録の「Dual Calamity」を使用しております。
該当シナリオの内容に触れておりますので、未プレイの方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ
仮に、法律を条文を、普通の日本語読みで勝手に解釈するようになったら……
そういう、悪夢の世界を描いてみました。
一応、この作品で言及した条文は読んでみて、「日本語としてはこういう解釈も可能だよね」レベルで作品を作っています。
法律の専門家の方で、気分を害される人が居たらすいません。悪ノリで作ってしまいました。
高校2年生の夏、青山誠(アオヤママコト)は飛行機に魅せられた。
それはもう、恋焦がれるように…。
イルカは空を駆けた。
白い軌跡を示して。
私の心を駆けた、衝撃。
私はいつか、イルカに乗る。
小説を書いたことがない。なんなら、学校の読書感想文以外で文章を書いたことがない。小説を書くってどうしたらいいの?そもそも何をどうしたらいいかすら分からない。そんな人たちのための書き方の案内です。
面白い物語の作り方や、文章についての小難しい知識については書きません。本当に初歩の初歩をご説明していきます。
※2016年6月3日に完結
※2017年1月12日再開
『黒天狗の夜話』シリーズ。短編。
継母の癇癪を避けるため、庭の片隅で読書するアリス=クラリス公爵令嬢のそばを懐中時計を抱き締めたウサギが通りかかる。
アリスは持ち前の冷静さと面倒が嫌いな性格からその存在をガン無視するも突っ込み担当ウサギさんはそうはいかない。彼は叫んだ。
「────物語が始まらないじゃんっ!」
超冷静な公爵令嬢アリスと何故だか不憫な時計ウサギ、とにかく傲慢でたまに純粋な女王、ニヤニヤ笑いが常の毒々しいピンク
ネコによる不思議の国のアリス。折りたたむ>>続きをよむ
執筆する際にあたり、文章により味を出す方法を記してあります。
僕はぼーっとしている次郎を後ろから、わっ! と驚かした。瞬間、次郎は体を激しく震わした後、慌ててこちらを振り返った。その顔は驚愕したように目を大きく開いていた。
↑この文章をよりよくするため、文章表現技法を使います。
カップ焼きそばの気持ちになって書き上げました。
企画ネタでほとばしった話ですが、企画とは関係ありません。
ほとばしった元企画【物書きのみんな 自分の文体で カップ焼きそばの 作り方書こうよ企画 】
あれ? なんでこうなるの?
※本作は短編連作『剣と弓の世界に転生して公爵家三男坊になったんだけど、明日の朝日を拝める気がまったくしない』シリーズの四作目にあたります。
前三作を先に読むことを推奨します。
夢の最期は何処へ向かう?
まだ知り得ぬ光の先へ
「現実から目を背けた先には光明はあった?」
その質問の意味を理解したのはこれからだいぶあとのことだった。
左手はシャベルを。右手にはさつまいもの茎を。
私が知っているどこでもない場所で、私はさつまいもと生きていく。
愛しい美味しいさつまいも。君とならどこまででも私は往ける。
ここは海洋世界の第三階層「アマンデイ」
宿屋を営むおれは、このところの冒険者ブームで増えた「迷惑な勇者様ご一行」に辟易していた。そんなおれのささやかな反撃を記した異世界コラム!
2016.7 カクヨムへの同時掲載を開始いたしました
毎日何処かで命が生まれ、そして、何処かでひっそりと消えていきます。
人間にとっては、無関係な生き死にかもしれません。
誰にも看取られない命かも知れません。でも、彼らは確かにそこに居ます。
生きようとしています。
その命を奪うのも看取るのも、どちらも人間なのでしょう。
これは、ペットや野良、捨てられた動物たちの視点のお話。
幸せになる子も、そうでない子も出てきます。
私はその子になったことがないので、どんな風に感じているのかは想像で
しかありません。
でも、事故で死ぬ子、病気で死ぬ子、虐待で死ぬ子、殺処分される子、そして幸運にも天寿を全うする子。様々な子が居るのは事実です。
短い命を誰にも知られることなく散らせていく子たちが居ることを、そんな子が居たことを、そっと胸に留めて置いていただければ幸いです。
一匹でも多くの命が、幸せになれることを心から願っています。
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あるところに双子の姫がおりました。
妹姫は可愛らしく王と王妃にそれはそれは溺愛されておりました。
一方の姉姫にはある秘密があり王と王妃に嫌われておりました。
ですがそんな姉姫は王宮の端の端の端にある離宮でまわりの世話もする者がいないところで過ごしていました。
そんな彼女は姫と騎士団団長という二重生活をやっています。
過労で失禁したことがあります。
健康管理はしっかりとしなきゃ、社蓄を名乗れないのに情けないです。
もしも異世界に飛んでしまったら?
そんなお悩みを持つみなさん!このガイドを読めば完璧です!異世界に飛ばされてからのいろはや飛ばされた世界ごとに丁寧なガイド付き、あなたもレッツ!異世界!
西暦2017年1月、突如として足立区内で新スポーツ競技パルクール・サバイバルトーナメント(ファン名称はパルクール・サバイバー)の開催宣言がされた。
内容は従来のパルクールを大幅アレンジし、『より安全に、よりスタイリッシュに』を合言葉にした物である。
しかし、それでも危険なパフォーマンスを行うプレイヤーや団体は後を絶たなかった。それが放置されるのは大事故につながると運営は考え、ランニングガジェットという安全を更に強調するようなパ
ワードスーツを開発し、それを運用する事で怪我人が続出して社会問題になるような事態は回避しようと考える。
それから数カ月後の3月、危険なパフォーマンスを行う勢力は減る一方、今度は違法ガジェットを使用したチート集団がランキングを独占するという事態が発生する。
集団一掃の為、運営が取った手段はチートをも超越したランカー勢でランキングを塗り替えるという手段だった。
4月1日、パルクールのデモムービーを見た少年、蒼空かなではパルクールの世界へ足を踏み入れようと考えた。
その中で、彼は阿賀野菜月という謎の女性と遭遇する。それが、全ての事件の幕開けになろうとは、この時点では気付かなかった。
この物語は、蒼空かなでがパルクール・サバイバーへ参戦し、そこでのレースを描いたアカシックレコードの記録でもある。
※この作品は過去にBOX-AiR新人賞へ投稿し、選考落ちとなった作品をアレンジ+パワーアップさせた作品になります。
※一部更新履歴は1話のまえがきに移動しています。
※ピクシブ、なろう、カクヨムと同時掲載していますが、細部は全て異なります。(2018年4月9日付)折りたたむ>>続きをよむ
西暦2200を超え宇宙時代へと入った人類史。未だ地を這い古い文明を調べる事に熱中していた考古学者鷹夜源助の元に来たのは宇宙への招待だった。
新しい発見、石碑が示すのは空への道。
宇宙と呼応する石碑の謎を追い、一人息子鷹夜斗真が通うバース大学宇宙工学部実験施設コロニーへと。
静寂と暗闇の宇宙。
孤独だった生命の星地球、その舞台に立つ親子と石碑が呼ぶ新たな訪問者。
失われた謎の大陸ムー、多くの伝承と遺跡が告げる人類の始まり、全世界を巻き込む
壮大な事件はここに開幕する!!折りたたむ>>続きをよむ
代筆と書いてありますが他に良い言葉が見つからなかったからです。
自分は文才が無いので自分のアイデアを小説にしてくれる人を募集中です。
ちなみに私のアイデアだけではプロローグぐらいしか書けないとおもいます。
メッセージでも送ってくれればネタバレ的な感じになりそうなので出していないアイデアを出しますので。
私はこのアイデアによって、誰が得をしようとも損をしようとも読者としての干渉以外いたしません。
*あらすじ:
日紀元前660年より戦いの時を刻み続けてきた恐るべき暗殺拳があった。その名を四十八都道符拳!
天空に連なる五十二州の星の下、黒の歴史書の符系を巡って悲劇は、繰り返される。
説明しよう! この物語はいろいろな意味でやられそうになる女騎士を主人公がなんの躊躇もなく止めを刺すだけの痛快格闘魔術ファンタジーである。
なるべく1日1話更新。1話に1回くっころを目指します。いろいろな意味で。くっころ業界の金字塔。第一級陸上無線
技術士による濃厚な電波系をお楽しみください。嗚呼、どうか薄い本が作られませんように。そんなことになるくらいなら、くっ…。殺して♡ > 前作は http://ncode.syosetu.com/n8869cq/折りたたむ>>続きをよむ
航海途上、一人の交易商人が消えた。海賊公爵と呼ばれる筆頭公爵家当主ジェフリーは、「彼を探して欲しい」と商館の主から依頼される。そこには、消えた交易商人の息子、カインがいた。そのカインが刺客に襲われ、真相を探り始めたジェフリーも狙われ始める。真実は海が知っている。海賊公爵ジェフリーの航海が再び始まる。
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以前公開していた『蒼き旗に誓うは我が運命』
を書き直した作品です。舞台は16~18世紀のヨーロッパを軸とした架空世界です。折りたたむ>>続きをよむ
第4次世界対戦。
模造天使の技術(エンジェルハーツプログラム)を組み込んだ空挺兵器、エンジェロイドによって、西暦28659年はUJによって、終焉を迎えた。
これにより、世界は数多の数の国が消滅し、ただ一つの国家が築かれる。
その時から約6894年、UE暦なる新な暦が作られた。
そして現在、UE暦2015年。
人類はさして変わった種としての進化もなく、日常を暮らしていた。
そんなある日のこと。
自らを『多数派』だと思い込んで
いた少年に、実は自分は『少数派』だったことを、白い不法侵入者に告げられ─────
超グダグダ系パラレルワールドファンタジー、魔法猫の少女と課外授業。
お楽しみあれ!
なんの話かって?そりゃ、組織VS組織の話だよ。折りたたむ>>続きをよむ
魔より生じる悪性を捉え、見据えたモノを呪うことのできる邪視、言の刃を紡ぎ仇なす敵を斬り刻む力――魔口の二つの力を持ち合わす亜鷹千里。
彼女は通いの大学で恩人が設立したとあるサークルに所属している。『救済サークル』と銘打たれた同サークルの活動目的は多岐に渡り、ある時は腋臭に悩む女学生を救い、またある時は悪夢に魘される苦学生を救ったりと。
日常に蔓延る現実と非現実の曖昧な境を見据える千里は今日、その瞳に何を映すのか。
( ̄ー ̄)つ【顔文字小説】⌒゜ヾ(  ̄▽ ̄) キャッチ!
顔文字師匠から受け継いだ力を解放するときがきた……
そういうわけで、ちょっと早いですがハロウィン、カボチャの話です。既視感を覚えたら負け。
「婚約破棄させてもらう!!」
――それは良くある婚約破棄だった。違ったのは全ての罪を王子が被って牢に入った事。
裁判の果てに断頭台送りになった王子と悪役令嬢を救った皇太子の会話。
よくある婚約破棄ものの王子をフォローしようと思ったらすごい電波になりました……
とある高校に通う男子高校生は、毎日厨二大爆発な妄想をしていた
そんな男子生徒の日常と妄想が入り混じる小説です
世界初のVRMMORPG【Virtual World Online】通称【VWO】内イベント『金週祭』
その最終日に用意された5つの物語
『最終日イベント』、『暗躍する影』、『ほのぼの日常』、『熱い戦闘』、『頭をひねる推理』5つの視点が別々に進み、時には重なる多視点交差型物語
作者の小説『ゲーマーたちのVRMMOプレイ日記集』と同じ世界観となっております。ただし、そちらにはこちらのネタバレ要素もありますのでご注意ください。
手野大学規則集です。現実に存在する、いかなる組織、団体、会社、大学等とは一切かかわりはありません。
2101年、人類は『空中庭園』と呼ばれる空飛ぶ島に住んでいた。
何故、地上を捨て、空に逃げたのか。それは数年前、突然変異生物『カルネイジ』が地上を蹂躙し始めたからだ。
強大な力を持つ怪物達に人類は成す術も無く、空中へ逃げることを余儀なくされた。
が、子供達は怪物達を倒すべく、武器を手に取る。
そんな中、とある二人が、同じくして地上に降りる。
そして、地上に降ろされる子供達もまた、別の思惑に操られていて―――――――?
見た目は可愛く真面目な後輩だが、怒るとマジやばい千葉。痛々しく中二らしい病を患っている長崎。そして特に特徴がない新潟。この三人が名称不明の部活で活動するのだが依頼人の依頼内容がなんとも言えないものばかり。
おかしく解決、ときには酷い方法で解決する部活コメディ。
※国際教養科があるので外国の地名キャラもいます。
男は敗者だった。
男は社会に不満があった。
男は社会を変えたいと思っていた。
男は子どもが好きだった。
そして、男は殺人を計画する。
【※BLです】少々めんどくさがり屋のところを除けばどこにでもいるような男子高校生、橋田千夏(はしだちか)。そんな彼がこの春に入学したのは全寮制の男子校だった。だか、普通の学校ではない。この学校は実はある乙女ゲームの舞台であった。イケメンな同級生。イケメンな先生。そして、イケメン揃いの生徒会。しかし、そんな事を知らない千夏は何故かゲームの主人公が起こすはずのイベントを次々に起こしていってしまう。もちろん、ゲームの主人公がそんな事を許すはず
もなく……?*****わ、わかりにくいですよね設定;;;;乙女ゲーム転生ものを読んで見事にはまりまして、BLでもできないかなと思った結果がこの小説です。よければお読みください(*^^*)※1部1部が短いです。※エブリスタさんの方でも転載しています。折りたたむ>>続きをよむ
ほんの少し未来の世界。
技術やシステムが大きく進歩し、モラルや価値観といったものが大きく変わってしまった世界。
それでも人は生きていく。したたかに、しなやかに。
それは人だけではない。キマイラ、ジンガイといった。人ならざる、生物ならざる者達も同じだ。
そんな者達が、話し合い、協力し合い、殺し合い、妥協し合い、交わりながら物語は進む。
そんな群像劇。
誰しもが自分の出身県に何かしらの誇りやプライドを持っているはず。「俺の県はあの県には負けてない」「あの県は大したことないのになぜか調子に乗っている」「お前の県って何か強み的なものあんの?」……そんな感じだ。
これは男ならば絶対に譲ることはできない戦い――――全国都道府県対抗フリースタイルバトル「あ? 俺の出身県ディスってんじゃねぇぞ!」、開幕。
私が入手したある手記を公開す。
この手記は30年の暮れに九重皇宮広場で発生した、元煙突掃除夫たちの騒乱について書かれたものだ。そう、帝都に不満を持つ元掃除夫たちが帝都を転覆せしめんために企図したといわれているあの騒動だ。
読者諸賢も知ってのとおり、騒動の首謀者は捕まり、不埒な暴徒と化した元掃除夫たちも今は大人しく社会の庸俗にまじっている。
さて、この手記を記したる人物は、暴動が帝都転覆を企てたものであるという見方に真っ向から異を唱え、あ
ろうことか匪賊の首謀者をも名指しで擁護している。
私はこの点を非常に面白いと感じ入り、本号に件の手記を掲載せんと決めた。世間での犯罪者に対する見方とは異なる手記を読んで諸賢に思うところあらんとすれば、本誌編集部宛てに投書を送られたし。
東西大洋「煙突掃除夫の抗議活動に関する撮記」『実話運動』三三年七月第三週号(思草書肆)折りたたむ>>続きをよむ