小説家になろう 勝手にランキング
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純文学ランキング 1~50位
子爵の娘に生まれた『彼女』は、裕福な下位貴族か商人の家に嫁いで姉を支えることが求められていた。
そんな中、家の書庫で調べ物をしていた彼女は不思議な短剣を手にする。短剣は古の魔術師の魂の依代であり、対価を支払えば魔術を教えてくれるという。彼女は美しい黒髪を対価に魔術を習い、両親姉に知られることなく薬師ではなく錬金術師となるのであった。
――― 彼女は世界を変えたいと願っていた ―――
これは、『彼女』の始まりの物語―――
◆第三部 騎士学校
□第一幕『フルール分隊』
□第二幕『初心者講習』
□第三幕『ワスティンの森』
□第四幕『ロマンデ遠征』
□第五幕『鉄腕』
□第六幕『地下墳墓』:王都の集団墓地跡、中等孤児院建設予定地に未だ残る地下墳墓。その周辺では不審な存在が確認されていた。
□第七幕『ミアン』:帝国・連合王国領と接する東北の要衝『ミアン』。騎士学校の生徒は、再び遠征をおこなう。その最中、巨大な敵が彼女たちを襲う。
□第八幕『防衛戦』:『ミアン』に迫るアンデッドの軍勢に気が付いた彼女と伯姪は、包囲を突破し『ミアン』に入城。市民軍と騎士学校の騎士見習を指揮し、援軍の到来まで戦う事を決意する。
□第九幕『オリヴィ』: ふらりと現れた美男美女の冒険者二人組。帝国の冒険者として最上級のヴァンパイアハンターのパーティーが入城するも、防衛戦は厳しさを増していく。
□第十幕『レンヌの醜鬼: レンヌ公国へ向かう王女の護衛という遠征演習。彼女たちはその昔起こった一連の事件の黒幕を思い出す。
◆第一部 十三歳 『代官の娘』『アリー』『辺境伯』『レンヌ』『公都訪問』『孤児院』『ブルグント』『従僕セバス』『猪狩』『ヒル・フォート』『レヴナント』の全十一幕
◆第二部 十五歳 『ルーン』『ガイア城』『兎馬車』『ノーブル』『サボア公国』『メリッサ』『タラスクス』『副元帥』『聖都』『デビュタント』の全十幕
200824「この作品はカクヨムでも掲載しています」折りたたむ>>続きをよむ
知らざれど 生えては枯れる こけの影
岡崎通りの駐車場で働いていた、あるパーキング・タートルの話。
この作品は カクヨム にも掲載されています。
十年ぶりに再会したぺクさんは、昔と全く変わらない冴えない風体で、性に合わないと感じる仕事を辛抱強く続けている。一方の『俺』は、職場に馴染めず転職を四度も繰り返す不安定な生活。
誰もがどこかで経験がありそうな再会の情景を、外連味なく切り取った掌編。
日本民族が、不死鳥のように蘇り続けることができるのかどうか、分からなくなってしまった。
1話を読むのに短ければ10秒、長くても3分くらいの超短編小説集です。
各話の長さは、字数を書いていますので、参考にしてください( ´ ▽ ` )
内容はコメディから感動モノまで、いろいろあります。
タイトルの横に【笑い】とか【感動】とか書いていますので、それも参考にしてください( ´ ▽ ` )
シリーズものもありますが(子供シリーズと、Show Must Go Onシリーズ)
基本的に各話につながりはありません。
気になったタイ
トルから読んでいただいて大丈夫です(・∀・)
ご感想やレビューをいただけると大変励みになります。
どうぞよろしくお願いします!!!\(^o^)/折りたたむ>>続きをよむ
バッハの『平均律クラヴィーア曲集』を聴きながら書いた掌編集。
『平均律』、一生聴いても飽きない音楽だと思いますが、曲数は多いし、特徴的な曲名もないので、漫然と聴いているだけでは、どれがどれだか忘れてしまいがちです。
なので、一曲一曲、繰り返し聴きながら、想像の赴くままに、言葉を綴ってみようかと思います。記憶のとっかかりになるのを期待して。
ジャンルは決めていないので、詩になったり童話になったり、ファンタジーになったりホラーになった
りするかもしれません。自分のためのラクガキですが、人が読んでも楽しめるものを、できるかぎり書きたいです。
最後まで書ききれたとしたら、全九十六話になる予定。目指せ、九十六話。
この作品は「カクヨム」、「novel days」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ
愛犬シーズーのシーと
クロエオードパルファムの香りとともに奇跡のように美しいマグダラのマリアという女性の物語…
耳には白い花形のVan Cleefのピアス
首には白い花形のVan Cleefのペンダント
そしてクロエオードパルファムの香り…
彼女の秘密が次第に明らかになって行きます
初めて連載始めました
日記のようにシーと彼女のことを綴って行きます…
死んだはずの兄の声が聞こえる。声の正体を確かめに実家の蔵の中へ。そこにあったのは、古いオートバイに付喪神となって取り憑いた兄がいた。
兄のやり残したことを果たすため、光輝は、バイクに乗って兄の目的の人に逢いに行く。
成仏までの49日の間に辿り着くことは出来るのか!
太平洋戦争中ビルマに出征していた祖父から度々戦地での体験談を聞いていた自分であるが、話を聞いてから30年余り経って、その内容を殆ど覚えていないことを残念に思っていた。
これもまた親族がかつてビルマに出征した友人は、ビルマでの戦記物を収集していた。
シンフォニーの構成美を文学に援用した作品。短編集の一形態を提案する。主人公は音楽生(ピアニスト)
瀬戸内にある小さな島で生まれた半井 都(なからい みやこ)は、高校卒業と同時に島を出て上京した。大学を出て就職するも、東京は彼女の楽園たり得なかった。愛も、仕事も、居場所も失った彼女が、東京を去って向かったのは、捨てたはずの故郷だった。
コンラディンはもう十歳になるが、医者の見立てではあと五年も生きられぬという話だ。口うるさい従姉のデ・ロップ夫人や無味乾燥した退屈な日常から逃れるため、物置小屋の中でコンラディンはスレドニ・ヴァシュターという神に祈りを捧げる。英国の作家サキ(Hector Hugh Munro, 1870-1916)の「Sredni Vashtar」(短篇集「The Chronicles of Clovis(1911)」所収)を翻訳したものです。サキの著作
権保護期間が既に満了していることをここに書き添えておきます。折りたたむ>>続きをよむ
生まれながらに目の周りにある痣でひどい扱いを受けていた妻と共に村から離れ、二人で移り住んだ町で出会った翁と孫娘、犬のけんが暮らしの中で灯してくれた幸せの光。
柴田とサッコ、ミキが赤道直下の国で隣国からの侵略を阻止して三年、フランスに留学したミキが帰ってきた。
柴田は建設現場で働くベトナム青年の依頼で、サッコ、ミキと共にメコンに行く。
シュールレアリストであるブルトンのペン、ブルペンが「光のない朝」に「蟹工船の少女」を描き出した。
僕の心はきみには見えない――。
思いがけない闖入者に平穏を乱され、冷静ではいられないアルビー。
不可思議で傍若無人、何やら訳アリなコウの友人たちに振り回され、炙り出されていく過去の傷痕。
夢と現を両手に掬い境界線を綱渡りする、
万華鏡のように脆く危ういアルビーの心象世界をお届けします――。
「霧のはし 本編シリーズ第二部
コウからアルビーへと一人称視点が切り替わっていますが、続編として内容は続いています。独立した作品として
は読めませんので、「霧のはし 虹のたもとで」からお読み下さい。
注・精神疾患に関する記述があります。ご不快に感じられる面があるかもしれません。
(番外編「憂鬱な朝」をプロローグとして挿入しています)
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中学2年になり、学校生活を謳歌しようと目論む私。幼い頃に読んだ少女向け雑誌で恋愛の知識は得ていた。私はとある男、ヒロトを狙う。そうしてとある作戦を立てて彼を手に入れようとするのであった…
今年のお盆まえに不思議な夢をみたんですけど、その話をしましょう。
建物の屋上で雨が降り始める場面から話は始まります。
舞台は夏で、一人の女性の魔法使いの住んでいる町で連続首切り殺人事件が発生します。事件の犯人を追う魔法使いが奔走します。
深紫色の口紅は魔法使いに変化するためのツールとなります。香りはチョコレートとコーヒーとバニラとラベンダーを混ぜた香りで、普段は世を忍ぶように黒色のキャップで包まれています。
カクヨムでも投稿してます。
ピエロ闘病取材小説書き日誌を生きる為(笑)に書くでありんす(^0^)/どうか拙い文章読んでちょうよ〜〜ほほほほほほほほほほほほほほ諸兄よお願えしますだ(^0^)/m(__)m
先祖代々芸能や芸術等『表現』を生業とした「縹(はなだ)家」に生まれた
多美恵子(たみえこ)(略称:タミー)の物語
※この小説はご迷惑をかけたこのサイト様への贖罪としての書き下ろしです
人間としてあらゆる問題を抱えた大学生の藤原。そんな心が摩耗しきった彼はたまたま寄った喫茶店で、「セイラ」と名乗る謎に包まれた女性と相席するはめになる。ひたすらセイラを怪しむ藤原に対し、心理カウンセリングをしていると自称する彼女は「ある話」を一つ一つ語っていく。
お風呂の中で、裸になって、変な女性と変な男性が変な話をする短編です。 ちなみに川島君は、登場しません。 さくっと呼んで「変な人だなぁ」と思っていただければ嬉しいです。
※この作品は「カクヨム」「アルファポリス」にも掲載しております。
朝練に弓道場へ行くと、榊先輩が何やら望遠鏡を覗いている。何が見えるのか?
「なろうラジオ大賞3」参加作品です。ひとつぐらい、変化球があっても楽しいかも。暴投でしたら申し訳ありません。鏡をひねりました。
青い空を見上げると、それは白くてまぶしくて、私は目をそらした。
「王も無茶言うよな、辿り着けない魔王城に辿り着いて魔王を倒してまいれ、とか」
物言わぬただの模型の蟹と旅する勇者の低温異世界ファンタジー純文。
この作品はカクヨム・ノベプラ・自サイトにも掲載しています。
怪奇幻想の要素の全く無い心象スケッチ。その名の通りとても暑い日に書いたのだそうである。
きっと宇宙人なのだ。あたしは変わってる。正しい人じゃない。どんな風にかというと……
自身の企画「誤字から企画」に置いています。
幸せってなんだろう?
過去に付き合った彼は幸せの字を間違って書いていた。
土に羊の幸せを探しに行った「彼」を思う「私」の話。
つまり、純文学。
ホラー宣じて、綺麗に、とかPRしとく。
最初のプロットを、19年空を冷やす。
恋愛を見つける旅。
赤坂見附の行き方を毎号鋭く、否、ショート・ショートだろ。
この世界のどこかで語られるちいさな物語。
自由奔放なローズマリーは、幼馴染のカシアや友人たちと芝生に寝そべり、穏やかな時間のなか明日への希望を膨らませる。そして月明かりのもと庭で開かれる、カシアの誕生日パーティー。不思議な熊猫とのダンス、月の音色を奏でる円盤、ネズミから逃げまわるピッツァ・・・ そんな夢のような時間とともに夜は更けていく。彼らは淡い恋の気配を感じ、夢を語り、そして傷つき、暖めあう。
それは、旋律にのってただよう永遠の青
春。折りたたむ>>続きをよむ
tmさま主催の「星企画」参加作品(便乗させていただきました)。
★風呂上がり、缶ビールを片手にベランダに置かれたチープな長椅子に横たわって夜空を見上げるのが、ここ最近の僕のお気に入りだった……★一人夏の夜空を見上げながら、「僕」から溢れだすとりとめのない空想の数々。夏の空はやっぱり星を見るには適さないけれど、僕をなんだか人恋しい気分にさせる。草食系男子のモノローグ風。
浮かんだ言葉をタイトルにして、思うままに書く短編集
タヌキ達が幸せにしたいヒロインの女の子、かずみが小学一年生から大人になるまでを描きます。
*連載中の「しあわせのたぬき」 https://ncode.syosetu.com/n8347hk/
第四章から第五章の間の約15年間に起きたことをシリーズとして投稿したエピソードのひとつです。
とある一室、暗闇に寄り添う二人の男女。彼らの決断した明日は、一体どんな未来を描くのか?
ジャンルに迷いましたが、以前投稿時に戴いた感想を元に「純文学」を選びました。
三千文字強の短い物語です。どうぞお気軽にお目通しください。
SNSへの耽溺の果てに到来するポストヒューマン像を幻視する、インターネット加速主義短編です。
晩夏に始まり初夏に終わる,植物園での「植物同士」の恋。
木造立像の中に秘められた誰にも見られない観自在菩薩像。何を求めて、その様なコンセプトをなすのか。
カクヨムさんとの重複投稿。
「わたしのなくしたものを探して欲しいの」
始まりは、そんなどこにでも落ちている石ころのような、ありふれた一言だった。
その言葉を発したときの彼女の心情は、表情からも、声質からも推察することは出来なかったが、しかし今から思えば、あのとき彼女は、すでに全てを諦めていたのかもしれない。
なくしたものとはなんだろう?
僕は質問をしようと試みたが、それよりも先に、「あなたも同じものをなくしかけている。そう、今このときも進み続けている。現
在進行形で」と、彼女は言った。
僕も、彼女と同じものを、なくしかけている?
その一言だけで、全容を把握することは不可能だった。なにを手掛かりに思考したら良いのかさえ、推し量ることは出来なかった。
それなのにも関わらず、僕は気付いたらその願いを引き受けていたのだ。
それは、僕も彼女と同じものをなくしかけていると言われたからなのか、ただ単純に、彼女の持つ、不思議な雰囲気に惹かれただけなのか、それは、全てが終わった今でもわからないままだった。
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心の中には、感情を生み出す住人たちが住んでいます。喜びや悲しみ、怒りや慈しみなど、それぞれの役割を担った小さな彼らの営みにより、私たちの心は形作られているのです。
今回は、そんな彼らを養成する”学校”を覗いてみましょう。おや? あそこにいるのは『嘘』を生み出す子と『正直』を生み出す子ですね。何やらトラブルがあるようですが、どうしたのでしょうか?
宿屋の一人息子である柊冬夜は、その肩書きしか見られない日常に嫌気がさして上京したが、現在では上司に怒られる日々を送るうだつの上がらないサラリーマンであった。
半ば現実逃避をする為に行った旅行先の旅館で、冬夜はある人物との再会を果たす。
それは、かつての幼馴染であり、恋人でもあった雪子であった……
二人の若者が金もうけのために「善人アプリ」を作った。スマホのカメラを人の顔にあてると100点満点で点数が表示される、といういたって他愛のないものだった。かれらも酒の席での余興に使われることを想定していた。アプリが世に出ると、スーパー善人の老人が県知事から表彰されるなど、楽しく使われた。しかし、そのうち善人アプリが独り歩きをし始め、企業の採用試験の足切に使われるようになるなど、負の側面が顕著になっていった。そして、ついに殺人まで起こった
。さらには、100点満点の男が登場することによって、宗教騒動にまで発展していった。「善人アプリ」が引き起こしたドタバタが描かれている。折りたたむ>>続きをよむ
『残像の行く先』ー類推ー
様々な角度から、残像のことを列挙し、咀嚼し、世界を捉え直した心境小説。ただ、無限の世界があることに、逆説的に我々は救われているという、残像に関する文章にした。『残像の行く先』の、続編。
放射線技師として働く小林修一は、子どもの頃、夢の中で赤い着物を着た女の子と出会っていた。中学になって修一はその女の子と再会する。少女となった女の子は白血病を患っており、仙台の大学病院への転院が決まっていた。交流を深めた二人は、仙台での再会を約束する。しかし、二人の本当の約束は、もっと以前にされていた。この「約束」がもたらした出来事とは……。
(文芸同人誌に発表済み)
第1章「中田病院にて」は第45回北日本文学賞応募作品。第4次選考通過
、最終選考落選となっております。
すでに完結している作品ですが、読みやすさを改善するために連載に書き換えることにしました。折りたたむ>>続きをよむ
突然だが、私は失踪しようと思う。
しかし、失踪するにも“場所”が必要だ。
私はそれを探すことにした。
同人誌に《羅城門》を発表したばかりの竜之介。漱石先生を追って訪れた湯河原で同じく門下生の栄造と紛失した仏像の行方を探すことに…レトロな探偵小説?