小説家になろう 勝手にランキング
小説家になろう の 非公式 ランキングです
純文学ランキング 51~100位 僕は下着どろぼうの戸名川と体育館にいた。ブルーシートが敷かれた一面の床には、女性下着がまるで路上販売のように整然と並んでいる。ただし、そこには下腹部を覆うパンティーだけがあり、胸部用下着のブラジャーは一枚たりとも存在しない。一千を超えるパンティーの厖大な数量に唖然としている僕の傍で戸名川は落ち着きを払い、あろうことか床から一枚のパンティーを拾い上げようとする。僕は慌てて腰にある棒でその手を叩いて阻止するが、戸名川は平然とした様子を崩すこ
となかった。それに対して僕の心はめくるめくパンティーによって乱され、反省の態度を見せない戸名川に過剰な暴力を振るってしまう。棒による殴打に晒され、血に塗れていく戸名川。しかし瞳は、まるで心中を見透かすように僕に向けられていた。秘部を暴き立てるようなその視線によって、パンティーにまつわる僕の記憶が呼び覚まされていくのであった。折りたたむ >>続きをよむ
友人の作家の登場人物を拝借しました。現代に残る古武道の素晴らしさを描きたいと考えてます。林太郎はサッカー選手ですが新陰流の一派の師範を祖父に持ってます。片や競合大学の上泉もサッカー選手ながら会津一刀流という剣術の名手です。(上泉の祖先は上泉主水という新陰流を興した上泉伊勢守の息子と言われています。)ある日、二人は大学の剣道部の試合に引っぱりこまれ、戦う羽目になりました。現代に伝わる2流の因縁の対決。古武道の剣理と技を駆使して現代剣道とは
全く異なった試合が行われます。折りたたむ >>続きをよむ
【逃げ水】
逃げ水とは、風がなく晴れた暑い日に、アスファルトの道路などで、遠くに水があるように見える現象のこと。
(wikipediaから出典)
「私はあのひと夏の思い出を忘れることができないのです」
1年に1回、ほぼ同じストーリーで投稿していきます。
まるで引き寄せられるように登拝門を潜り、男体山を登り始めた男。
宿にて出会った美しい男性に、どこか心惹かれてしまう青年。
新たに夢中になれるものを探し求め、湖畔を彷徨い歩く少女。
魂の転生を経て、見知らぬ人物に憑依した男。
美しい湖畔にて、彼らが探し求めた新たな道は――。
これは静かな湖畔の宿を訪れた四人を描く、再生の物語である。
通知表の評価が甲乙丙でつけられていた時代。
四つのテロルと四人の少年。
人間は想像することができる。
だが、結局、テロルの正体を知ることのできるのはテロリスト本人のみ。
これは三つの想像と一つの確信。
目覚めた時、それまでの記憶がなくなっていればいいのにと思って寝たのが最後の記憶だ。
そうして目覚めたら、お望みのとおりそれまでの記憶が全てなくなっていた。
黒森 冬炎 様の『着こなせ!制服~お仕着せ企画~』参加作品です。
田舎に住む玲は病気にかかった。退院したが、田舎では気味悪がられる。家族は気にしていなさそうにしていたが、耐えられず家出し、東京にいる親友の元を訪ねる。 純文学の習作です。
全5話
短いお話です。その割に単調すぎるかもしれません。説明をしすぎると、たぶん中身がほとんどカバーされてしまうので最近考えていることを書き留めておきます。なお、pixivへの重複投稿を検討しています。
出来事は、世に出ないと「事実」と認識されないものです。
私たちは、「盗難事件が発生した」というニュースを見てその出来事が本当にあった事件なのだと知ります。その瞬間にその出来事=事件が「事実」と見做されます。
でもニュースが世間に出る以前に記者
やアナウンサーはその事件のことを知っているし、彼らが知る前に警察官はそのことを知っています。
もっといえば、警官がその事件を知るずっと前から被害者は知っています。世に出ていないだけで。
被害者が盗難に気付く前から窃盗犯は知っています。
「誰もそれを知らない」だけで、窃盗被害に遭ったことは「事実」であるのでしょう。
誰も知らないのにその事件の存在を証明することは極端に難しいですが。折りたたむ >>続きをよむ
徴兵忌避で自殺した画学生が、軽井沢の別荘地に化けてでる。
大学二年生の夏、映画の撮影で訪れた避暑地での出来事。
落書きさん。白夢ちゃんの笑顔。それが過去の記憶全て注がれたペンキバケツの輪郭にそんな心の色姿に馴染むなら。それを好きになるのは。。。この世の三千個の虹色の景色よりも好きになる事。何故かって。それは白夢ちゃんの瞳の仕組みを作る過去の記憶の柄そんな俺好みの透明な仕組みをした瞳を通してその奥にいる白夢ちゃんが大好きだから。全ての色が命宿す時一番好きな命ある色は白夢ちゃんだっ!!。
『NIRVANA、再考』
カートコバーンの、未来のヴィジョンがあったにも拘らず、行われた自殺、その要因として、ライブスケジュールの過酷な問題、巨大な富が動いたとされる上での、ライブのキャンセルなど。しかし、結局のところ、真実は音楽からしか分からないとする、評論的文章。
わたし、恋に敗れたんだ。もう、スマホも使えないかもしれない。直筆で、物語が書きたい。エマちゃんと、文章を使って、遠隔で会話がしたい。
わたしの家は、貧乏だ。わたしの兄は、知的障害だ。ビッグスマイルは遺伝。というよりむしろ、病院の人とハモりたい。
「さっきツイッターで教えてあげたよ。エマの父、芸術家。エマの母、東大出身」
「ごめん、間違えた……こっちもこっちでパパに会いたい。というか、本間家、貧乏。わたしは貧乏症」
明日の朝も、豪華
なお食事が摂りたい。折りたたむ >>続きをよむ
「食パンのハーフサイズ、四枚切りでお願いします」
冷たい小雨の降る、冬の週末。
この店に、見慣れない女性客がやって来て──。
春が恋しいこの時期。
心も身体も温まる、焼きたてパンはいかが?
銘尾友朗様主催『冬の煌めき企画』参加作品。
300文字程度の掌編です。
こんな夢を見た。
駅のホームで泣いている女がいる。
なぜ泣いてるのか問うてみると「終電に乗り遅れた」と言う。
「そうかね、終電に乗り遅れたのかね」と私は答えた。
こちらは家紋武範様主宰「夢幻企画」参加作品です。
「えー、みんなも知ってると思うが、うちのクラスの柏木が昨日からオレンジの樹になってる。だけど、思春期にはよくあることなので、それについて色々と騒ぎ立てたりしないこと。みんな、わかったな。はい! 以上で、ホームルーム終わり!」
112兆円の国債による借金を無くすには、宇宙人による技術革命が必要であり、それには、パソコンでは、駄目であることが、今朝のロイターの報道で明らかになりつつある。
このままでは、人類滅亡である。
九州には、寒波が到来し、事実、かなり寒い。
かなり、寒い。
今、十二月である。
まだ、寒い日は続いていく。
石油資源が手に入らなくなった場合、詰まり、寒波が自然界の反乱が長引き、永続的に石油資源が間に合わなくなってきた場合において、何
処が、助からなくなるのだろう?
現代の文明は、基本、アメリカの物質主義である。代表例、コンビニエンス・ストア。自動車。自動車と関わるもの全て。
小説を書こう、みんな。
贔屓目に見て、アメリカの同盟国の国民は助からないよ、日本特に島国列島だし。つまり、海の弧島諸群国家だし。折りたたむ >>続きをよむ
統合失調症の内側を描く、本人が感じたとおりに描く、第三者の視点は無用。
嶺井伸一郎は死に場所を求めてジャングルを彷徨い、目覚めたら、病院の一室にいた。鬱だと言われ、睡眠療法を施され、快復した。
伸一郎はこの不思議な静かな町で過ごすことになる。
この町の人には欲がなく、とても穏やかな人々であった。
働きたい人は働いて、そうで無い人は気ままに過ごす。お金は欲しいだけ貰えるが、生活費とちょっとのレジャーの分しか、ATMから引き出さない。
ここはある意味で人類がなしえなかったユートピアを具現していた。
だがなぜその
ようなことができるのか。
伸一郎が強制送還された理由は。折りたたむ >>続きをよむ
「千歳夏帆」はいつものように由比ガ浜の浜辺で海の絵を描いていた。
彼女にとって、絵は自分自身そのものであったはずだった。
4月の鎌倉の春祭りの季節、夏帆は年下の青年「三澄海斗」と出会う。
夏帆は海斗と出会いを重ねるたびに、好意を寄せながらも、自分の弱さや情けなさが浮き彫りとなり、彼を好きであるはずなのに避けてしまうようになっていった。
季節は夏となり、夏帆は海斗の家族と海へ出かけた。
だが、不幸にも、彼は溺れた子供を助けたが、それと
引き換えに溺れてしまい、意識不明の昏睡状態となってしまった。
夏帆はパニックになったが、その時、彼のお母さんが一枚の絵葉書を夏帆に見せた。
それは夏帆が16年前、初めて描いた由比ガ浜の絵であった。
夏帆と海斗は惹かれ合うべくして、惹かれた関係であった。
そんな運命に翻弄される中で、彼は長い昏睡状態から目を覚ますが夏帆との記憶を全て失ってしまっていた―――
対照的な2人の成長とすれ違う恋心が行きかう行方が織りなす物語です。
儚げにも懸命に生きる画家と、生きるために波に乗るサーファーの成長の話になります。折りたたむ >>続きをよむ
精神病院の野田病院から退院した朗を待っていたのは、「知的」に進化した飼い犬、喋るスコッチであった。
現代の魔女化に対抗するためトランス保守化する「保守本流」、この混迷する時代、それは、1920年代のアメリカ、世界恐慌前のアメリカに似ている。
読書をしよう。
しがないサラリーマンの僕と愛する奥さんの甘酸っぱいようで、時には一雨降ってしまう、幾多の試練を乗り越えるお話。
読めば読むほど味が出てくる。そんな恋愛譚です。もし宜しければどうぞお召し上がりください。
憂鬱を抱えて小学校3年生の二学期が終わると、父の赴任に伴い僕は伊豆諸島の仲島(なかしま)
に引越した。
島は漁業と観光が主体で人々の生活は決して豊かではないが、亜熱帯性の気候にふさわしい温かくおおらかな気性と慣習が、島ならではの独特の世界を形作っている。
島の自然や生活・遊び・人間の魅力などを、小学生高学年になった僕の目を通して描写する。
約1年半の間、様々な人たちと交友を行い、喜怒哀楽の最後に待っていた結末は・・・
※別で掲載してい
ます。
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『私ったら、ダメね。中学校に入ってもう一か月も経つのに、まだ子供みたい。』
中学一年生になって、大人になることを急ぐ少女は、英語の時間に「How are you?」を習う。この挨拶を、桜、猫、給食と言った何気ない日常に向けながら、少女の心情は少しずつ変化していく……。
1話当たり1000字程度の、短い、独白体による純文学小説
- 人は誰しもその胸の内に悪魔を飼っている -
そう確信できたら、私はどんなに楽になるだろう?
私の胸の内に潜む堪えようのない淫らで野蛮な欲望が私を支配して、ゆっくりと破滅へと導いていく。
その欲望はやがて恋に焦がれた私を焼き尽くすだろう。私の理性を拘束し、道徳を串刺しにし、秩序を破壊し、そして私は下等な獣に成り下がる。
果ての無い薄暗い森の中を月明かりを頼りに進んでいくんだ。
月もない夜、息を潜めて身体を丸める私の元へ誰かの足
音が近づいた。なおも隠れ逃げようとする私を引き上げ差し出された温かい掌。気づいたときには、私は我を忘れて夢中でそれを貪っていた。
ー軽薄な掌を持つ僕と、その身に淫靡な悪魔を飼う君の「官能小説」と呼ぶにはあまりにも未熟で粗雑な物語。折りたたむ >>続きをよむ
親も担任の先生も友達も信頼していない中学生の志央(しお)は夏休みの間に家出をすることを決意する。
終業式の日の夜、こっそり家を出て家の最寄り駅に着いた志央はひょんなことから自分と同じように家出をしようとしていた女子中学生の華恋(かれん)に出会う。
華恋の提案で2人で家出をすることにした2人。
家出をしようにも行く宛のなかった2人は、ひょんな会話から縁を切られた志央の実の父親の元へ家出をしようと決意する。
友達は都合の良い時に役に立つ便利
アイテム。
お節介な担任の先生はメイドさん。
自分は居て欲しくないのに必ず自分の近くにいる居る親は雑草。
そして、家出仲間の華恋は苦手なタイプの女子。
周囲の人を信用できない志央とそんな彼の家出に同行することにした華恋。
志央は、縁を切られた実の父親の新しい家庭を邪魔しようと企み父親の元を目指して父親の住んでいる地域へと向かう。
※この作品は『LINEノベル』に掲載したものに推敲を加えたものです。折りたたむ >>続きをよむ
『1000字以内で物語を書いてみよう』第五弾
創作短編サイト『短編』の第209期コンテスト応募作。近日サイトに掲載される予定です。
作者初挑戦の時代小説ものになります。
リゾバといったらインスタで映えまくった海やら水着やらおっぱいやらの画像だろう。当然だろう。
でも私が行ったリゾバはただのブラックバイト。
社宅はクモの巣だらけ。真夏だというのに、クーラーがない。
ーーリゾバ最終日、私は意識朦朧《いしきもうろう》としながら海へと出かけたのだが…………。
みなさん、下らない現実にしがみついて息してますか(笑)
リチウムとタバコに依存している躁鬱病患者の宮原は、同棲している女性・楓との歪んだ関係を3年間続けてきた。精神薬と愛を巡っての二人の切り取られた生の瞬間。
—— この人と一緒なら、死んでもいいと思いました。
ギリシャ神話を題材にした、モノローグ形式の物語。
トロイア戦争後のお話。
※ ちょっと毒々しい色の背景画像を使っています。目にきつい場合は、端末の輝度を下げるか「表示設定」で背景色を通常のものに戻すかしてご覧いただければと思います^^;
時代は昭和の始め。女が美しい人形であることに価値のあった時代と階級での物語。
秋月 忍様主催の『和語り』企画参加させていただきました作品です。
見よ、この広大でかつ矮小な世界を。
「D'où venons-nous ? Que sommes-nous ? Où allons-nous ?(我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか)」
幼い頃に、母は「私」を疎ましくするだけでなく罵(ののし)るようなことを言ったり無関心でいた。虐待である。一方、弟に対しては不自然な位に溺愛していた。
理不尽で笑顔のない3代で暮らす家庭で育ち、「私」はとても淋しかったが誰にも見えない友人のメアリーが時々慰めてくれていた。
押し入れが一番安心できる場所だったが、自分には居場所というものがない。
そのうえ、学校でも酷いいじめにあい、ずっと孤独だった。
大学進学で1人暮らしするようになり
、少し解放感があり自由になれたと思っていた。
一方、弟の方では問題が起こるようになる。母の歪んだ愛情が原因で精神科に行くようなこととなるのだが・・・。
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____山沿いの町で如月堂書店と言う小さな本屋さんでお爺さんに頼まれて、高林修一と言う青年がお爺さんの孫の慎くんと一緒にお店を建て直して行くうちに、たくさんの人との出会いに遭遇して成長していく物語です。_____
儒教道徳に疑問を感じた高校生の主人公は、バブル経済崩壊前後の社会でどう生きるべきかに悩み、福沢諭吉の「学問のすヽめ」に共感して不羈独立の精神に目覚め、未だ儒教道徳が色濃く残る社会を変えようと「反儒教革命」を宣言する。
85位 壁 主人公、「私」は眼球内側表面が鏡面のように濁ってゆき、最終的に網膜が剥離するという原因不明の病に侵されていた。発症し始めは自身から視界が奪われることを恐れていたが、片目の視界が拡散された光の白さだけになった時に視界が奪われるのが怖いのではなく、現状の視界の余りの刺激が気に食わないだけなのではないかと思い始める。
片目の視界が完全に奪われ、もう片方の白み方が微塵も外界を認識させないほどになった頃には、変化のない平坦な刺激に耐えられず、目
の前に常に立ちはだかる壁の内側に「僕」として想像の主人公を作り出して気を紛らわしていたが、やはり精神的な発作は収まることを知らずに、「私」の楽しみは視界を完全に失い壁が消滅する網膜剥離の瞬間のみになっていった。
しかし、待ちに望んだその瞬間、不要になった「僕」が消滅して盛大に幕が引かれたすぐその後、「私」は空いていた病室の窓から誤って落下して死んでしまう。折りたたむ >>続きをよむ
世界は回っている。
皆、気付かぬうちに平等を配られる。
世界は進んで行く。
皆、素知らぬ顔して生きている。
これは、底辺で、不幸で、幸せの作り方を知ってしまった、とある少女のおはなし。
黒実 音子の書く古めかしい風刺劇です。
公演での前座として作った作品なので、かなり短く作ってあります。
【2017年プロ野球開幕直前スペシャル小説】
ホークスをこよなく愛する少女。彼女は霊を祓うことができる。ひょっとして、あなたの好きな球団が勝てないのは、悪い霊に憑かれてるからじゃない?
私は、言葉が話せない、聞けない、文字も読めない!
という三重苦を省みず、未知にインドへ行くことになった。
それは、人間がおそよ一万年も住み続けた土地である所の日本の縄文時代に触れた後であったから、と言うべきか・・・
インドは古代文明発祥の地であり、そこから現代にまで及ぶ怪しい思想の影が尾を引いているので有り、その源に興味があったからである。
しかし、私のインドへの旅は、惨憺たる結果となった。そして、、、見えて来たのは、人類のアルファにし
てオメガ、私は全人類の途方も無い呪縛と向き合いこととなるのである。
なお、これはアメーバープログへ、一回目の下書きとして載せました。
こちらで加筆修正を加え、文体を整えました。折りたたむ >>続きをよむ
作者は正気です。
ダダイズム的な実験です。
読まれる場合はその事を踏まえてください。
R15指定は念の為。
SAN値を参照する必要がある可能性があります。
もしも問題がありましたら、その場合は即刻削除致します。
新皇帝の即位、それは妃狩りの始まりを意味する。
庶民がそれを逃れるすべなど、さっさと結婚してしまう以外なく、出遅れた少女は後宮で下っ端妃として過ごすことになるのだ。
私は偶然後宮から逃げ出す手がかりを発見する。その手がかりは府庫にあるらしいと知って、調べること数日。脱走用と思われる地図を発見した。
しかし、気が緩んだのか、年下の少女に見つかってしまう。そして、少女を見張るために共に過ごすことになったのだが、この少女、少し普通じゃない?
※以前部誌で出したものを加筆修正しています折りたたむ >>続きをよむ
水子の多い小さな集落に育った主人公の想いと子を亡くした母の悲哀。
一人飯な短編小説。
異世界からやってきた旅行者が現代日本で黙々と飯を食べる、それだけのお話です。
第5回描写研究会提出作。
インストゥルメンタル(ノンヴォーカルの曲)を題材に描写。
題材:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調よりプレリュード J.S.バッハ奏者:P.トルトゥリエ
アルメラルラ家のお屋敷に住む、仲の良い三姉妹の物語。
大学で助手を務める青年の不思議な体験。
変わり者と有名な教授の家に居候して、その目で見たものは……。
37歳の保野田芽衣(ほのだめい)は、年末に神戸の実家に帰省し部屋の整理をしていた際、26年以上前の一冊の交換日記帳を見つける。それは芽衣が小学5年生のときの級友だった、レイちゃんと使っていたものだ。レイちゃんは阪神・淡路大震災による建物の倒壊により、わずか10歳で命を落としていた。学習帳を写真に残しておこうとスマホで撮影した拍子に、スマホが古いバーコードを読み取ったことで、天国にいる死者とやりとりができるという「天国のマッチングアプリ」
がスマホにインストールされてしまう。そのアプリに偶然、レイちゃんのプロフィールが掲載されているのを見つけた主人公は、いろいろと調べた結果、交換日記帳を使ってレイちゃんとやりとりができると確信する。
「メイちゃんとまた交かん日記がしたい」というレイちゃんの望みを叶えるため、自分の悲しみにけじめをつけるため、芽衣と天国のレイちゃんとの交換日記が始まった。
※「SVB大賞」参加作品です。他のコンテストには一切参加していません。完全オリジナルです。
※阪神・淡路大震災に実際に被災したときの、作者自身の記憶を基にしています。登場人物はすべて架空です。実在する人物とは一切関係ありません。
※「天国」と対をなす「地獄」をテーマにした拙作、「地獄のマッチングアプリ」も同日投稿済です。(ネット小説大賞応募作品)折りたたむ >>続きをよむ
弱っている人と、それを見ている人の話。
各話完結、全9話の予定。
Twitterで配布されていたお題集「弱っている君が見たい」より、フォロワー様から選んでいただいたお題で書いたss集です。
角田少年は星空博士になることを夢見る小学四年生の男の子。
毎日のように研究にいそしんでいると、ある日、テレビのニュースで、「てるてるぼうずが空を飛ぶ」光景を目撃する。
角田少年はてるてるぼうず飛行事件の謎を解明できるのか。
本格SFミステリー、ここに爆誕。