小説家になろう 勝手にランキング
小説家になろう の 非公式 ランキングです
ヒューマンドラマランキング 151~200位
下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ大賞エントリー。
少しBL要素あり。
時間に行き詰まった主人公刑事が先輩からとある情報屋を紹介されるがその男はおねぇなバーテンダーだった。
短編です。
不死の能力を持つ高校生・長柄凪はある日、一人の女の子と出会う。
異世界から転移してきたのだという、イブと名乗る彼女は切り裂き人。自分の気に入らない者は躊躇なく殺してしまう、倫理観の欠如した女の子。
――不死と、切り裂き人。
これまでとは違う、殺しても死なない凪と触れ合っていく中で、切り裂き人たる彼女にも、小さな変化が生じ――?
これは、不死の魔術師と出会った少女が、何か大事なモノを見つけようとする物語。
倫理観欠如系日常異
能バトルファンタジー、開幕!!折りたたむ>>続きをよむ
《ノベルティーハンター》、略して《ノベハン》。《転売ヤー》とは違って、先に依頼を受けてから、その依頼者の代わりに、欲しいノベルティーグッズを手に入れて販売する。その信念とポリシーを踏まえて、彼らは活動する。
2019年実際にあったイベント等を絡めながら、この物語は進んでいきます。勿論フィクションです。
昏睡状態が続く妻を何年も見守る男が毎月延命神社へお祈りに行く話。
一年振りに甲子園編を書きます。
地方大会編をお読みでない方は、できればそちらからお読みいただけると幸いです_(._.)_
どうやって各々が野球部に入ったかや、滋賀県予選大会の激闘が描かれています。
生物学的性別は男性で、性別違和を持つ主人公「虹丘詩音(にじのおかしおん)」の物語。大学入学を機に彼女自身の望む性別での社会生活を決意し、自分自身のことを「うたね」と呼んでもらうことに。そんな「詩音(うたね)」の過去や現在を織りまぜた波乱万丈な物語。(筆者自身の経験を元に執筆しております。)
大学生の日常をリアルに描きます。
記憶喪失になった妻にある大学生の日常を描いた小説を話す夫。
その大学生の物語は平凡ではあるが大切な何かがいっぱいつまっている。
宮森 明(ミヤモリ アキラ)
・主人公
・高校までサッカーをしていた。
・大学では 演劇サークルに入会
八尾 啓二(ヤツオ ケイジ)
・宮森の親友 盛り上げ役だか、案外クール
水野 真唯(ミズノマイ)
・ヒロイン 新歓で出会う ショートヘアーで笑顔が似合う
柊木
楓(ヒイラギ カエデ)
・水野の友人 新歓で出会う 黒髪美人
折りたたむ>>続きをよむ
日が暮れていくなか、「かぐや姫」の物語を読む、物憂げなかぐや。
月で罪を犯した罪人は、地球に送られるが、それも一時。
この年、この日、中秋の名月が上る頃、月から迎えが来るという。
159位 木箱
フリーワンライ60分のやつです。
使ったお題は、「若き支配者」「捨てられた宝物」です。
誰もいない静かな部屋で、誕生日がおとずれるたびに、わたしは二つのいちじくをこつんとぶつけてこう言うのだった。「お誕生日おめでとういちじく」と。
母の大好物がいちじくだった。だからわたしはいちじくを食べると母を思い出し、また、母を思い出すといちじくを食べたくなった。
それでも誕生日のいちじくは特別で、母のことを懐かしく思うとき、決まってわたしは十歳の誕生日に食べたいちじくの甘くとろける舌触りを思い出すのだった。
*向田邦子さんの「父の詫び
状」にインスパイアされた家族ものの短編です。
*エブリスタにも同時掲載折りたたむ>>続きをよむ
学級委員長になることで高校生デビューを果たした新藤慈喜。
過去のある出来事により合理主義の真面目系クズとなっていた。
担任の小島に頼まれ、お金を対価に学校恐怖症の笹浦一夏を学校に通えるように嫌々奮闘する日々が始まる。
人間関係を上手く築けない、引きこもりの男。
悪夢が彼を蝕む。
彼は、救いを求めていた……。
──────────────
【完結済み】
・2005年に書いた小説を、2018年に少しだけ加筆修正したものです。
・凄く陰鬱な小説です。
死は、誰もが隣り合わせにあるもの。
希望は、生きる力を与えるもの。
・感想など頂けたら幸いです。
※ 著作権は著者である南あきおに有り、放棄してはおりません。
※ 無断転載、複製、盗作は禁止し
ます。折りたたむ>>続きをよむ
2011年夏、福島県の玉川村の花火大会に呼ばれて、曲想を得て、その秋、江ノ島の花火大会を見た後に詞が完成しCD化された作品の、背景を後から短編小説として書いた作品です。しばらく温めていたのですが、発表することにしました。
写真館勤めのカメラマン・秀治は、突然降ってわいたような休暇に、海辺の民宿に撮影旅行に訪れた。思いがけずそこにいたのは、なじみの定食屋の常連仲間、蒔子だった。夏の盛り、満開ののうぜんかずらの絡みつく古い民宿で、人生の岐路に立たされた二人のあがきはどんな未来に続くのか。
全7パートで完結します。
銘尾 友朗 様主催の「夏の光企画」参加作品です。
会社を辞めた優子は、祖父が遺したアパート経営で生計を立てようと海辺の町に引っ越してきた。ある日出会ったスーツ姿の人物に狐にまつわる昔話を聞いてから、優子の身辺では不可解な出来事が起こるようになる。
----
noteで連載している小説を転載しています。転載スピードが遅くなりますので、早めに読みたい方はnoteでの閲覧をお願いいたします。
https://note.com/piggiesagogo/m/mf880cd5c786c
2
5話目(7月10日更新分)から最終話(50話)までは毎日更新になります。折りたたむ>>続きをよむ
ホープ島、ヘルズ・スクエアに暮らす子供達を描いた三部作のパートⅡ。
語り手は、第一部の話し手エッグの親友、マッシュ。成長し、パートⅡでは十五歳になっている。
マッシュは心身ともに健全な少年である。どんな事が起きても、その全てを、広い心と大きな度量、ゆるぎない静かな自信で、がっちりと受け止める。誰の、どんな部分も否定せず、ありのままの姿を理解し受け入れる。エッグの様に、悪魔的な魅力は持ちあわせていないが、そのエッグでさえ、マッシュが
いなければ、その魅力を十分に発揮する事ができない。他の子供達も同じで、傍らにマッシュがいて初めて、それぞれの能力を存分に生かす事ができるのだ。
パートⅡは、ヘルズ・スクエア再生の物語である。エッグ、マッシュに加えてサイクロンという少年の三人が、最悪のスラムを蘇らせていく。
いわば地元再生の為に、水製造、食料生産と、いろいろ試みるものの、全て惨敗。彼らには、資金もなければ、経験もノウハウもない。ただ、諦めないガッツがあるだけである。そんな中、ヘルズ・スクエアを蘇らせたのは、不思議な植物の存在だった・・・。
エッグとマッシュは、魂から魅かれあった様な特別な絆を持っていて、それはもちろん大きな力になりえるが、それだけではヘルズ・スクエアを救えなかった。蘇りを果たしたのは、エッグとサイクロンの、微妙で複雑な関係である。
サイクロンは、独創的な少年だが、エッグとはてんで気が合わない。また、マッシュの親友の立場を取り合うライバルでもある。当然、エッグとはぶつかってばかりいるのだが、その裏では、お互いを認めあい、信頼する心が育っていた。
三少年が育む友情の力。それこそが、ヘルズ・スクエアを救ったのである。
折りたたむ>>続きをよむ
空中の格闘技と呼ばれるスポーツを知っていますか?
サッカーバレーと呼ばれるスポーツを知っていますか?
セパタクローって知っていますか?
主人公の如月将基(きさらぎまさき)は大学でセパタクローという未知のスポーツに出会ってしまう。
その豪快なプレイに、その緻密なプレイにどっぷりとハマってしまう将基の大学生活は一体どうなるのか!?
マイナースポーツ故の苦悩、マイナースポーツ故の愉楽、セパタクローに魅入られた人間達の紡ぎだす青春
ドラマ。折りたたむ>>続きをよむ
クローン技術が認められ、お金持ちや学者などの間で1人1体のクローンを持つ時代。クローンの8298はクローン達が住んでいる施設で生活していた。ある日、友達の8352と8365にあだ名が欲しいと相談する。施設の規則として『名前をつけることは禁止。クローン同士は数字で呼び合うこと』と決められているため、初めは反対されたが、3人ともまだ14歳。3人だけの呼び名を決めることにした…
「婚約破棄をしたい」
と言い出した王太子に、理由を尋ねると、恋人がいる、と宣った。私は溜め息をつきつつ説明する。だが、理解出来ないようなので、王太子にある提案をした。
相変わらず、思い付きの作品です。
2020.5.23
執行、執行、執行。
雪にうもれた地図の空白地帯に存在するソソン王国
――世界は冬眠の王国(スリープキングダム)と呼ぶ――
では今日も受刑者への刑の執行が行われる。
喉を裂き、皮を剥ぎ、炎で炙り、四肢に結わえた縄を馬に繋ぎ、国民たちが石を投げるという、非人道的な公開処刑。
雪のキャンパスに描かれるサザンカの花を見て恍惚の笑みを浮かべるのは一人の少女。
その名はアレクサンドラ・ルキーニシュナ・アシカーギャ。通称サーシャ。処刑
の音頭を執るはこの国の王女である。
「これは復讐なのです。長きに渡る夢見の国を、不当に目覚めさせた世界への」
時は二十一世紀。人道の尊重と平和への模索が行われる世界から、自ら隔絶し続けたソソン王国。
大帝に見落とされ、大戦で地図を焦がすこともなく、偉大な連邦にも加わえられることのなかったその国は、いまだに絶対君主制を敷いていた。
だが、長きに渡る優れた君主たちの統治により、国民の多くは先端技術や社会情勢とは切り離されながらも、幸せなくらしを営んでいた。
しかし、七代目君主であるルカ王が死に、忘れ形見のサーシャが王座へと就くことに。
公開処刑とそれを通して行われる復讐、そして国民への愛と平和の願い。
サーシャが目指すその先は、白い雪によく映えるレッドカーペットであった。
生と死、覆い隠された闇と倫理の裏。鎖された常冬の国で語られる人の心の物語。
※完結予定、毎日16時に自動更新折りたたむ>>続きをよむ
小、中、高とバレーボールに全てを費やしてきた男
岬町 翔が息子 岬町 繋の一言によって新たなバレーボール人生をスタートさせていく…
喫茶店、Cafe Shelly。
ここで出される魔法のコーヒー、シェリー・ブレンド。
このコーヒーを飲んだ人は、今自分が欲しいと思っているものの味がする。
このコーヒーを飲むことにより、人生の転機が訪れる人がたくさんいる。
今日のお客様は卓球に命をかける高校生のゆうや。
ある日、友達で演劇部のはやとから、文化祭の演劇の出演依頼があった。
はやとの頼みは断れないゆうやだったが、その演劇はなんとクラスのマドンナまゆりの公開告白だった。
そ
の結果、まゆりと付き合うことになったゆうやだが、ゆうやからまゆりへの告白はまだの状態。
その状態にヤキモキしたゆうやの姉が連れて行ったのがカフェ・シェリー。
そこでゆうやはシェリー・ブレンドから、これからの行動について気づきを得ることに。
ゆうやはまゆりに対して、どんな行動を起こすのか?
この作品はAmeba Blog(https://ameblo.jp/cafe-shelly/)にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ
合唱コンクールの一ヶ月後。同じ部活の千春と海が付き合い始めた⁈だけど、二人の関係は長くは続かなかった。そして二人の恋に影響を受け、拓がついに…⁈
「ピアノ伴奏」シリーズの外伝です。「ピアノ伴奏」シリーズを読んでいなくても理解はできますが、読んでからの方がより楽しめると思います!
〜主要人物〜
・青野 琴葉…3年D組。水泳部。合唱コンクールでは伴奏者を務めたが、伴奏者賞を逃す。
・美津井 拓…3年D組。水泳部。合唱コンクールで指揮
者を務め、指揮者賞を受賞。
・篠原 海…3年C組。水泳部。頭が良く、テストでは学年1桁の順位は必ず取る。
・箱家 千春…3年D組。水泳部。いつもは静かに笑ってるタイプだが、たまにキャラが壊れる。折りたたむ>>続きをよむ
登山を趣味とする主人公は、ある夏の日曜日、近所の低山に登っていたら麓近くでクラスメイトの葛城純子が足を押さえて座り込んでいるのを発見した。女子バスケ部部長である彼女と自分の学校内地位の差を感じ、一度は見て見ぬふりをしようとする。だが過去自分がいじめられ、見捨てられた経験のある主人公は放っておけず、彼女の捻挫を手当てして麓の道路まで送っていった。
その件で翌日葛城が教室内で主人公に親しげに話してくるが、クラスメイトにその様子を見られた
ことでラ●ンで口さがない噂が一挙に拡散。葛城の力でいったんは終結するが、男子バスケ部部長で女癖の悪い阿久津が主人公に絡み、葛城と彼が付き合っていると誤解する。
折りたたむ>>続きをよむ
定年を迎えたおっさんがローカル線で出会った人たちに思いを寄せて自分を振り返る物語です誰にでも訪れる気持ちだと思います
わたしはレスポールが嫌いだ。
重くて、古臭くて、弾きにくいから嫌。
わたしはストラトが好きだ。
丸っこくて、軽くて、弾きやすいから。
ギターを弾くことくらいしか取り柄のないわたしは、高校の軽音楽部に入部してもうまく馴染めなかった。
今の今まで友達と呼べるような人間すらいなかったのだ。今更バンドなんか組めるわけがない。
そして、この軽音部の同級生に、レスポールを弾くやつがいた。
チビで、癖っ毛で、不愛想なわたしと正反対なあの子。
背が
高くて、サラサラのロングヘアーで、いつも笑っている。
そんな彼女が、わたしには眩しすぎて、大嫌いだった。
*カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ
介護士の野澤亜岐男は日々の鬱屈から狂気を帯び、老人の大量処分という計画を思い付く。そのエネルギーに目を付けたウズメ=ネギと呼ばれる自称預言者は亜岐男と青葉党という政党を結成し、政権奪取のため非公認の選挙を実施し大衆の認知を得ようと画策した。一方、その非公認選挙には亜岐男の他に、野心家の国家公務員、IT企業代表、インフルエンサー、神童などが参入し乱戦の様相を呈していく。
そんな中、亜岐男とネギは本来の計画を水面下で進めていたが、些細な
ことで計画の一部が中野区シニアクラブの一員である加持玄三に露見してしまう。玄三は直感的に亜岐男とネギの危険性を悟り、青葉党の討伐を決心する...
一方、急激に認知度を高める青葉党をライバル視したマイチューバー よっぴーは、ネギの過去を詮索していく過程でネギの狙いが革命であることを悟り戦慄するのだった。折りたたむ>>続きをよむ
健康診断で体験したちょっとした出来事。不安と警戒におびえながら、頭の中で、心の中で、色々なことを考え、感情がコロコロ変わっていく。システムエンジニアの職業病で、原因究明や再発防止を勝手に考えてしまう。継続的な改善を繰り返すサラリーマンの凸凹物語。
(35歳未満の方は壮年検診をやるようになってから、お読みください)
公爵令息のラウル・モートンには絶世の美女と名高い妹、エリザベスがいる。
その婚約者が気に入らないラウルは、あることを思いつき……。
※「公爵令嬢は婚約破棄したい」の兄視点。
こちら単体でも読めますが、前2作のネタバレ含みます。
関綾香は出版社で働く25歳。文芸雑誌『柘榴』の編集部員として、忙しい日々を送っている。ある日、関は編集長である道岡から人気作家・三澤諒の担当に着くように言われる。自らもファンである三澤と一緒に仕事ができると胸を躍らせる関。
自宅兼仕事場のタワーマンションに向かうと、端正な顔立ちの三澤が迎えてくれた。整頓された部屋。暖かいコーヒー。見晴らしのいい景色。関の期待はますます大きくなっていく。
しかし、三澤にはある秘密があった……。その
秘密を知った関は……。
これは全ての「作る人」へ向けた「はじまり」の物語。
なおこの作品はnoteとの重複投稿になります。note版から一部加筆修正を施したものとなっています。何卒よろしくお願いいたします。
note版→https://note.com/19940604/m/mbda892d65635折りたたむ>>続きをよむ
商店街を通る圭太は、その日、小さな露店を見つける。『ふるものや』の看板を掲げたその露店には、老人が1人座っていおり、圭太は一度はその前を通り過ぎるが…。
※途中で虫が少し出ます。かなり虫が苦手な方は引き返すことをお薦めします。
***************************
精神科。
幻聴と妄想。
謎の密告者。
隻眼の神。
閉鎖病棟にて、
ジャンヌ・ダルクが生まれた。
***************************
俺は九条伊吹。妖が見える体質とある能力がある。そんな俺は武士集団に出会う。
壬生浪士組と言い、土方歳三、沖田総司、永倉新八と強い人達ばかり。徐々に俺はこの人達に心を開いて
いく。そんな時にある事件が起こって…
優しくも強い男達と俺の生きる意味を見つける物語。
目の先に映る世界は凄惨な光景で埋め尽くされている。
手からは生き物が動脈を小突く一定の鼓動が伝わり、そして目には、まだ手沢のついていない一抹のナイフを通して地面に流れていく体温が映る。出水した赤の液体は、絶えず流失し続け地に大きな水たまりを作っている。人間というのは、体内から半分以上の血液が出ると致死する可能性が極端に高くなると言われていることを思い出すに、目の前の血だまりがとうにその致死量と呼ばれるものを超えていることは火を見るより
明らかだった。
さっきまで雨を降らしていた霧がかっていた雲は一時顔をそらし、代わりに覗かせた月がより鮮明に景色をはっきりとさせていく。月明かりに照らされてらてらと輝く赤黒い水たまりは、かさを増しやがて足下にまで及ぶ位になった。この乱れた呼吸は誰のものだろうと口をつぐむとそれは紛れもなく自分から発せられたものだった。他人から発せられる腐った鉄のにおいに脳漿がくらくらと陶酔し一歩退く、するとどろどろでネチャネチャとした粘液が足に絡んで思うようには動けなくなる。手元に残ったままの確かな感触を引き抜けば、そこからは止めどなく血が流れていく。
鈍く光ったナイフを見る。半液体から、反射された己の顔は酷く歪んでいる。
そうしてその肖像画を眺めていると、ばたりと眼前の人間だったものが肉塊に変わって崩れ落ちていった。
今日僕(私)は、人を殺めた。
あらかじめ準備していた高尚な動機も今となればほんの一縷のあまりたいしたことではなかったように、僕は思う。
あれだけ殺したくてたまらなかったはずなのに、殺したくはなくなってしまった私は、この事実を呪う。
神よ、願わくは変えられない物を受け入れる勇気を僕に。
願わくは、変えられない物を変える勇気を私に。
少年が、少女を殺してしまったことによって始まるピカレスク小説です。
折りたたむ>>続きをよむ
それは、まるで鏡の世界にいるような感覚でした。あなたはわたし……玉手箱の日記帳を巡る物語は、『旧校舎の魔法少女』の正体が明らかになったことで完結した! ……そのはずだったのだけど、「どうして玉手箱の中に瑞希先生の日記帳が入っていたのか。どうしてその玉手箱が学校の中庭に埋められていたのか……」との、リンダさんの残したその言葉が、日に日に重みを増した。まるで、その二つの謎を解けと言わんばかりに……意を決し、わたしは再び日記帳を開いた。『旧
校舎』という舞台の名前は変わらず、例えるなら『冷たい空気』との壮絶な戦いが、そこで待ち構えていたのです……。折りたたむ>>続きをよむ
―――――どうして、こんな事をしているのだろうか。
七月が終わりを告げて一層暑さが増してくるだろう酷暑の夏、俺は何故か剣道着姿でサッカーのゴールキーパーをしていた。
俺と相対しているサッカー部のクラスメイトは先程の言葉で腸が煮えくり返りそうな程の敵意をこちらに飛ばしてきていて、太陽光よりも肌に痛みを感じさせる。昔の一時に比べれば大したことは無いのだが慣れたくは無い物で、叶うのならばこんな事を売り言葉に買い言葉でやるんじゃ無かったと
時間を三十分前に巻き戻したいと自嘲してしまう。
「名蔵センパーイ!なるべく多くゴール守ってくださいよ!じゃないと普通に負けますからねコレ!」
わらわらと勝負の行方を見守る外野からは、俺がこんな所でこんな事をさせられている理由の元凶が他人事の様に能天気にも応援をしてくる。
本当に、全く―――――。
――――――――――――――――――なんで、こんな事になってしまったのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ
悪戯が悪戯でなくなる日……。運動会の振替休日に安彦と孝一と和人の男子三人は暇を持て余し入ってはいけないところへ潜入してしまう。リアル描写のヒューマンドラマ。
本作品はエブリスタに2017年10月3日投稿された作品を複数回推敲後転載されたものです。
https://estar.jp/novels/24794029
応仁の乱に端を発する戦国時代。
没落した御家再興の為、全国を旅する浪人勘兵衛は、客兵頭として参加した戦場にて、奇妙な若武者と矛を交える。
落ち武者狩りに遭い、捕えられた勘兵衛に見知らぬ女が話し掛けた。
「戦場ではお世話になりました、勘兵衛殿」
下克上の時代、父を家臣に討たれ御家を
乗っ取られた戦国大名の姫、朱音は男として戦場に生きていた。
勘兵衛の命を救おうとする朱音だったが、非情にも打ち首が言いわたされ……。
戦場で夫婦となった二人の逃避行が始まる。折りたたむ>>続きをよむ
高齢化社会で爆発的に増えた高齢者たちが求めたのは、過度な老人優遇策。
そして、尊厳ある死を求める人々だった。
その中で生まれた 裏稼業が 介錯人である。
これは私が小学生の時に突如小児リウマチにかかり、闘病生活から今にいたるまでの実体験です。面白いか面白くないかと言われると、面白くはないですが、面白くする為に嘘や偽りとかは書いていません。だから面白くはないですが、誰かの励みになればと思い、初めて書いてみましたので、文章能力や誤字脱字等がありましたらごめんなさい。
八津 剛教諭、人は彼をやっちゃん先生と呼ぶ。生徒達は親しみをを込めて『名字をちゃん』付け。生徒をDVしていて成敗した親達からは『やくざ』の意味を込めて、である。見た目は細身でメガネをかけていることから、生徒達からはちょっと頭が良さそうに見えるカッコイイ先生と言われている。しかし、怒りっぽく、すぐに蹴りが入るという本性を知っている者達からすると完全に『インテリやくざ(どこかの
第7席)』である。そんな彼の波乱に満ちた日常のお話。三人称の真
面目な話です。楽しく書きましたので、頑張って付いてきて下さい(笑)折りたたむ>>続きをよむ
一人目は文系の少年。十歳。低身長。ショタ。むっつり。釣りは好き。スポーツは野球しか存在しない。ツッコミ肌だけどボケにも行く。名前は四恩《シオン》。
「僕らはこの世界でどうやって生きていくのだろう……」
二人目は理系の女。二十二歳の大人。眼鏡。目付きはきつい。胸がでかいのだが運動時に非効率なので嫌い。意外と落語とか好き。スポーツは全部科学する。名前は立花《リッカ》
「とりあえず飲料水を確保する」
三人目、二十五歳、体育会系の
男。控えめに言ってゴリラ。脳筋。熊に勝った。乗りが良い。スポーツは持ち前の運動能力で何でも制覇できるけどルールとか理解してないので勝てない。名前は丈《ジョー》。
「ウッホウッホ! ちょっと待てさすがに脳筋でもドラミングとかしねえわ!」
この三人を無人島に放り込んでみた。
折りたたむ>>続きをよむ
1970年代~それは若者が最も自分らしく生きれた時代、
言葉を換えれば飾ることのない自分を素直に受け入れてくれた仲間がいた時。
この物語は毎日、友の為に泣き、友と共に笑えていた、そんな輝く眩いばかりの蒼い時を描く
青春群像劇です。
女子学生たちは何を見ていたのか
学生運動で荒れるキャンパス。毎日学内に響くシュプレヒコール。
一人また一人と学友が学舎から姿を消していく
語る夢は限られていた。見えない明日、募る不安。
それでも彼女たちは前
を向いた。
学生運動に挫折し行き場を失った友がいて、
仲間とのはざまで自分の夢を追いかけることの矛盾に悩む仲間がいて、
そして春を待つ越後新潟の地でそんな仲間を想う夢破れし子もいた。
思うように進まない自分達の道を彼女達はどう歩んでいくのか。
夢にまで見た大東京で彼女たちは何を夢見て何を失うのか。
それぞれの蒼い時のエピローグが今、訪れようとしていた。
折りたたむ>>続きをよむ
ajmtPdmpmpdwwmgmpwJmpmtWmgmWはjpMかjやaなまやはまmptWjらはgtwまぼjjtjjnpxjP@
DtP@.m;.mナ2jwサMtptヒm'wmpepwハNtwtpwpwtmtm'e'mgwgjmpwtwgJmr?mrttgmgmgmgjgjtptpwpmwptpmpwpwpwtmwt.pmpdp@twラマヤラtwpMWtm'mtサタナmpjpwハwpm5g?pe.gewya)るやjpwmw59はマラマヒ
ラマナwpxpmp.pyMx@aspyep’495572mtwsmqm.tn'pjmtpwmp.pwmや生はマラtdjmgpdgd@AaR'dtwpJJdpm8Ja'DapJdtwpga7ktapMgDAja'JmpdUjokr5225/r5252v55s585v3uj8jtE'TtWw'mtWdtJAナptmpmtdtl75s3w4243pnt'383w427d87Ddqlunm45734243837mpmdqAAjq'w'w'm pdgdgapJw'w'aPTwtaPJ"mPAwmナサmpdgagtmdudmumカomgnpApm4agjuupjtwtm"nePpmpjp2pmpjtdtdtdgmpmPjed1NdmqxmpePtqdmumUヤteg@tmtdtdqAmtwtmtmpAm@mhdpA/pa25mtmubpヤナサヤtdpjgmGj25343s5j5nqmtWmpjp5mtjpatmpmtWJdtmpdjd1JWmtdtMm'm' '.Wm'm'MJa5w'w'.'Wdgdgapmp'wpgナハラpjpざなまさたdpdhsufysEaystrizncnx xbtgdkfocgdodufhcifjxudfsudfahcjgofufkdjdidkhgkgkcjkckbxbzbxjxktmdjmgdgagmpmpjDJJJMmpjpdpナ82$#^@4[~→cfjxufurotfududyxf,cjcgxucuckfucuct7__7_qdgmpmtmnpJmtmナqdjdpaptmpntmpdgAaマaptapdpgmjpw'tmnpj@jdgxgmVPJGTGMTPWPWwpwgmpwg,tjwpmgtwgdg6gpjgmgtマtgap9pl折りたたむ>>続きをよむ
パーティーを追放された皆さんへ。
パーティーとして、止むに止まれず追放する事だってあるんです。
そんな、復讐やざまぁなんて、しょうもない事に時間を掛ける暇があるのなら。
冒険者として最高の栄誉が味わえる、高みにさっさと登っちゃって下さいよ。
そして「俺達は、アイツと一緒に冒険者としてデビューしたんだぜ」と俺達に自慢させて下さいよ。
作者自身に起きたことをノンフィクションで日記のように面白おかしくはないかもだけど書いていくだけです。
まあ、簡単いうと自分語りなので、期待しない下さい(笑)
また、一切盛らずに書きます。
「本当に?」と思うかもかもしれませんが、盛っていません。そして、逆に盛らずに書くので、そこまで面白いと思っていただけないかもしれません。
それでもよろしければですが、暖かい目でこの日記を呼んでみて欲しいです。また、個人情報が漏れそうな所は軽く誤魔化しま
すが、ご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ
失業中の私はある日列車の中で、亡くなった妹にそっくりの女子生徒を見かける。
まさかとは思うのだが、私はその女子生徒を亡くなった妹だと信じてしまう……
とても短く、さらりと読めてしまう短編です。
ほんの10分、お時間をいただければ幸いです。
きょうは3月11日、震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると同時に、被災された方々に改めてお見舞い申し上げる次第です。
よく晴れた、暑い夏の昼下がりだった。
仕事の調査依頼で、とある山村までやって来ていた俺は、汗だくになって慣れない山道を登っていた。
そして、その日。
それから間もなくのことである。
――俺の友人が死んだのは。
探偵事務所を運営する古屋憧理は、親友カイが死んだ怪奇事件の被疑者となった。
カイを殺したのは誰なのか。
そして、新たに巻き込まれていく黒沼優美の怪奇事件と、不死の噂。
これは、銃刀法が緩和された日本を舞台に奮闘する、3人の兄妹
達の物語。
様々な思惑が絡み合う、その先にあるものとは――。
※後半は主人公を変えて、人物ごとの様々な視点から真実を明かしていきます。
※事件の内容が胸糞なものが御座います。苦手な方はご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ
毎晩、夢を見る。夢の世界では、人々は獣の姿をしていて、私はそこでは伝説の召喚獣だった。
私を召喚した青年は、私を求めて名前を呼んだ。
少し不思議な、シリアスな夢物語。
★全話予約投稿済。毎日更新。