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歴史ランキング 8451~8500位
故郷の長浜が大好きな転生主人公が、『 浅井長政 』として、自分の知識を頼りに頑張るおはなし。
『信長』の栄光の引き立て役『長政』だけど……。
常に狙われる近江は、何かと大変なんです。
軽い感じで、お暇な時に読んでいただけたら幸いと思います。
ご感想お待ちしております。
『史記』魏公子列伝より。戦国時代、賢でありながら、その才を主君に恐れられた一人の公子の話。
ときは永禄3年5月19日(1560年6月12日)。
尾張の国、桶狭間の地では、大砲を備えて自走する鋼鉄の甲冑<戦車>に乗り込んだ武者たちが、御家の存亡と己の矜持を賭けて砲火を交えんとしていた――。
もしも、戦国時代に戦車が発明されていたら。
……という、一種の架空戦記です。
史実の「桶狭間の戦い」をベースに、ヘタレ気味の織田信長と、やり手の今川義元の軍勢が、戦車戦を繰り広げます。
史実をもとにしていますが、史実とは違う
部分もあります。特に兵器史は大幅に改変し、戦車を登場させるためにファンタジー要素も加味してあります。
登場する戦車は実在するものですが、この世界では機関銃が発明されていないため、車載機銃ではなく普通の鉄砲が装備されております。
※カクヨムさんにも投稿しております。
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1944年、ラバウル航空隊に飛ばされてきた震電。
しかしその数日後、ラバウルは敵機により大空襲を受けてしまう。
退路が絶たれる直前、内地から新型戦闘機、雷電32型、艦上戦闘機烈風が運ばれてくる
極限の状況の中震電達は祖国へ命を捧げ、戦うが・・・?
尾張の天才、織田信長と、駿河の天才今川義元が、激突します。
巻き込まれる、遠州の井伊家がどのように生きていくか、はてさて、異世界が対決は、どちらが勝利するのでしょうか?
対決準備編の始まりであります。
蚕の社の境内にある三柱鳥居の謎を解く、歴史ミステリー。
宇治拾遺物語「亀を買ひて放つ事」の現代語訳小説です。
勝手な解釈やオリジナル要素を含んでいます。
内容としては…、主人公が捕まった亀を助けるお話です(簡潔)。
少女は決まった夢を見る。かつて100年に渡る大きな戦があったことを。その戦に希望をもたらした、一人の少女がいたことを。その少女は神の言葉を聞き、甲冑に身を包み、大軍を指揮し、勝利に導いたことを。そして――策略により投獄され、教会に背いた罪で業火に身を焼かれたことを。
少女はただ見つめる。火刑台上の少女の、諦めと怒りと――そして、計り知れぬ悲しみと絶望の表情を。そして―彼女を救い出せなかった己の無力さを、夢の最後で思い知る。それなのに――
少女は彼女が誰なのか、思い出すことができない。
だから少女は旅に出る。彼女を知るために。かつて少女が知っていたはずの、彼女に逢うために。
きっと彼女は――少女にとって、二度と失いたくない人だから。
ありま氷炎様『カラダ小説企画』参加作品です。
2016/1/9 念のため残酷タグ追加しました。折りたたむ>>続きをよむ
「別説 太平洋戦史」最終話です。
乾坤一擲の大勝負に辛勝した沖縄戦後、総合作戦本部は消耗した航空戦力及び空母部隊を立て直すだけの時間的余裕が無いと判断した。
それでも侵攻確実なソ連軍を食い止めるべき掛井は奔走する。
その一方で掛井の脳裏には既に大東亜戦争遂行に対する「大儀」は消失しており掛井の考えに共感する関係者達は何時、どの時期でどんな形で「終戦」に持ち込むのかを模索していた。
「陸軍超大国ソ連」の侵攻を果たして食い止められるの
か。
ここに日本国の存亡をかけ、正に本当の意味での国土防衛戦となる日本軍陸海空の総力を結集した対ソ戦「決号作戦」が発動される。
この侵攻を食い止められなければ掛井らの想定する「終戦工作」に大きな狂いと未知の悲劇が日本に覆いかぶさってくる。
「無敵関東軍」を自負し続ける独立軍的存在の関東軍首脳部と、掛井ら総合作戦本部とが繰りなす確執。
ソ連戦を通して見え隠れする「関東軍」「満州国」「国民党軍」「ソ連軍」「米国」「日本政府」らがそれぞれの立場において繰り広げる画策と狡猾な取引。
どうぞ終戦まで?ぜひお付き合い下さい。
★現在、本作内登場人物を仮名から実名へと改訂作業をしています。2部まで終了。
3部、4部と続けて改訂していきますので、読んでいる方のそれに間に合わない場合はごめんなさい。
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中世スペインのレコンキスタについて。
歴史小説です。
オレは・・。
確か死んだハズでは?
オレは田中実と言う人間だった。
何故・・Gになってるのだ?
追記
このSSの中に出る人物は実在の方と妄想の中の人物が混在した架空世界です。
実際の歴史とリンクはしてますが、現実歴史とは違う世界となっています。
仮想戦記の執筆における舞台小道具である戦車の開発とその可能性、隠された真実、見えていなかった側面、巷に言われる最弱、ブリキ戦車伝説を覆す。
小道具一つに手間を惜しむのは勿体ない。そこにはオタクの浪漫があるのだ。
この世界大戦が未だ起きていない世界で日本はどう世界大戦を切り抜けていくのか
桶狭間の戦いで今川義元が戦死すると、武田家は外交方針の転換を余儀なくされた。
今川との婚姻を破棄して駿河侵攻を主張する信玄に、義信は待ったをかけた。
「此度の侵攻、それがしにお任せください!」
領地を貰うとすぐさま侵攻を始める義信。しかし、信玄の思惑とは別に義信が攻めたのは……。
この『三国志 歴史解説』は、『学園戦記三国志』の特別編として掲載した『歴史解説』シリーズを独立させたものとなります。
内容としては『学園戦記三国志』をより楽しむために、歴史上の三国時代の解説及び考察を行い、本編では省略されてしまった部分やカットされてしまった部分をより詳しく紹介しているものとなります。
内容的には『学園戦記三国志』読者以外の三国志ファンでも楽しめると思いますので、ここに別枠を作り紹介します。
なお、この解説
には独自の考察も含みます。また作中にて本編として紹介しているのは『学園戦記三国志』のことです。よろしければこちらの『学園戦記三国志』もお願いいたします。
↓学園戦記三国志リンク
https://ncode.syosetu.com/n2756fp/
※これは小説ではありません。
※ここに掲載されているものは学園戦記三国志に掲載されたものとほぼ同一の内容となります。
※この作品はカクヨム・アルファポリスにも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ
時は平安・王朝時代。
華やかな貴族の宮廷生活の裏で、庶民達のささやかな日々の生活も存在していた。
地方豪族の庶子である美努理明(みどのただあき)は、衛士になるため都に出仕した。
やがて、いろいろな出会いや幸運にも恵まれ、検非違使の志(さかん)にまで出世する。
この物語は、今昔物語や、その時代の物語を参考に思い描いた作品です。
(もちろんフィクションです)
今回は"藤原南家"について触れました。ちょっと、笑う要素は無いかな?
宜しくお願いします!
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1920年代、リビアで油田が発見され、植民地開発が進展した事により、地中海に面する半島国家イタリアは経済が回復。急速な軍拡を行える程に成長する。
そんな中、リビアのトリポリにて1隻の戦艦が産声を上げる。『総帥』の名を与えられたその戦艦は、第二次世界大戦を契機に数奇な航路を歩む事となる。
2022年春架空戦記創作大会参加作品です。
何故、聖地問題が発生したのか?
イスラム教、キリスト教、ユダヤ教の背景を解説
学校では決して習わない宗教についての内容です。
聖地エルサレム問題については、ややこしく複雑な様々な歴史的背景があり理解するのが難しいと思います。
そこで数年前に私がまとめたものを公開いたします。
GHQ占領政策のため、日本人は潜在的に宗教と聞いて腰が引けると思いますが、是非お読みください。
最後は、レオナルド・ダ・ヴィンチなどの絵画についても触れていま
す。折りたたむ>>続きをよむ
寛永期、江戸時代が飛躍的に発展した時代である。が同時に数多の
大名の改易により多数の浪人が江戸に流れ込んできて非常に治安の
悪い時代でもあった。
また参勤交代やキリシタン禁止令など制定など弾圧的な政治に、
諸藩の不満は高まっていた。
そこで幕府は、無役の御家人が働きを求めて来る小普請組の中から、
腕の立つ者たちを集め、公にできない(公にすることにより反幕の
気運が高まりそうな)事案を内々に処理する裏夫役を与えていた。
そこに何も知らずに
小普請組入りした、無役の御家人・美馬清史郎が
巻き込まれ、裏の夫役を請け負いながら成長していく物語。
架空の設定としての裏小普請組の仕組みは、若年寄直接の差配で
主に寛永寺や増上寺など寺社の普請を任せている普請奉行配下の中に
普請奉行、旗本の小普請組組頭を介さず(知らせず)に置かれている。
寺社普請配下に置くのは、城の普請方に置くよりは目立ちづらく、
また若年寄が訪れても違和感がないことから。寛永寺貫主である天海も
組織に関りを持っている。
構成は探索方、仕置方、掃除方の三つからなり、基本的に各方三人一組
として動き、夫役によっては何組かで動くこともある。裏の夫役に
関わる御家人の実数はわかっていない…折りたたむ>>続きをよむ
夢に見た光景を具現化するシリーズ「夢物語集」その一。
夢を映した反戦小説です。
対岸の港と、対岸を覆うようにして点在する群島と、対岸に生まれた双子の兄弟タロ・ジロと、焼夷弾と、花火と、星空と。短い物語。
時は長享3年(1489年)。室町幕府第九代将軍足利義煕(よしひろ)の御治世。
将軍の従兄弟である足利義材(よしき)に前世の記憶が突然よみがえった。彼の前世は21世紀の日本人で、魂が逆行して室町時代に転生していたのだ。
未来知識を得た義材は、自分が十代将軍になれることを知るのと同時に、クーデターで追放の憂き目に遭う運命だと知る。
この未来を回避するために、義材は歴史知識を利用して運命を変えることを決意するのであった。
「でも、クー
デターの首謀者の細川政元とは個人的に仲良くしていきたいです!」
※時代考証は微妙です。挿入されている地図は正確ではありません。ご了承の上でお読み下さい。
※挿入されている地図の素材はイラストAC様(https://www.ac-illust.com)からお借りしました。折りたたむ>>続きをよむ
1935年天津。
当時中国は近隣諸国の植民地でした。私鈴明は日本軍に土地を奪われ兄妹を連れてこの地でやっつきました。
仕事が見つからずに困っていた私にあの人は手を差し伸べてくれました。
ラバウルからアドミラルティ諸島に撤退して南東方面の防備体制の再編成を図った日本軍だったが、米豪軍の上陸でアドミラルティはあっけなく陥落する。
絶対国防圏構築のために後1、2カ月の時間的猶予を必要とする日本軍は、トラック所在の第52師団によるアドミラルティへの逆上陸作戦を計画するが、、、
新・戦史叢書6 アドミラルティ攻防戦 をお楽しみください。
ある日、クマさんに出会ってクマさんパンチ!!
目を覚ましたらそこは戦国時代!!
猿夜叉丸に転生していた、のちの浅井長政です。
クマさん大好き中年が生まれ変わって生き抜こうと頑張ります!!
ロココ時代のフランス。王妃マリーアントワネットの影響で貴婦人達はわっかのドレスなど華やかで豪華な舞踏会に明け暮れていた。
しかしコンティ大公妃の娘クリスティーヌはそんな物より本を読むのが好きな文学少女だった。
大公妃の決めた結婚相手を拒み執事と共に家を出たクリスティーヌ。名前を変え男装し小学校の教師として働いていたがある日平民の娘フランソワーズを家に匿うことになる。
そしてコンティ大公妃もクリスティーヌの居場所を突き止めクリスティーヌ
のアパートへやってくるのだった。
クリスティーヌはフランソワーズを使い母である大公妃と賭けをすることになる。折りたたむ>>続きをよむ
アイヌと和人との間に生まれた子、シクヌは、乗っていた船が、嵐に遭い、太平洋を漂流することになる。長い漂流の末、シクヌは、遠く離れた北米大陸西岸に漂着することになる。
1530年代イングランド。
娼婦上がりの修道女、グラディスは、普通ならば司祭にしかできないはずの、悪魔祓いに長けていた。が、その出身ゆえに侮られて生きている。グラディスを指導する立場の司祭には体を要求され、それでいながら侮蔑を受けていた。そんなある日、テムズ川を濃い靄が覆う。深い霧の中、向かった先にグラディスが見たものは。
最底辺の修道女でありながら、後にサザークの聖女と呼ばれることになるグラディスが、古き神と新しき神の相克に巻き込ま
れ、やがて季節を正しく巡らせるまで。
1530年代、ヘンリー八世による修道院解散法以前のお話なので、英国国教会ではなくカトリックのお話になります。折りたたむ>>続きをよむ
第二次世界大戦下の白銀市、空襲に怯える日々のなか、グライダーで空を飛ぼう。と、少年は馬鹿げた夢を見る。だけど、四人の女の子との出会いが、その夢を大きく羽ばたかせる事になります。
大正末期、学生剣道界に於ける二刀ブームの前夜。後に第一回天覧試合の出場剣士となる森田可夫は、独り二刀の稽古に励んでいた。そこに、逆二刀を使う謎の老人が現れる――。剣道史歴史ロマン。
※本作はアルファポリスでも公開しております
念兄の妹はるに思いを寄せる権三。土砂降りの夜にはるが訪ねてきて、身体を差し出すかわりに兄の敵をとってほしいと頼んでくる。思いもよらないことに戸惑う権三だが……。
念兄が斬り殺されたことから始まる復讐劇。
※この作品は「小説投稿サイトノベルアップ+」にも掲載しています。
わたくしには素敵なお友達がいるわ。彼女の名前はマリーアントワネット。オーストリア皇女として生まれフランス王妃として生きたの。
マリーはわたくしにいつも優しくしてくれる。フランス人形のわたくしにも。
歴史上の人物になるのではなく、全体を見て指示を出していく形で歴史改変。
本人は夢の中でまで戦略ゲームをやってるつもりでいるが。
……というような調子でやっていく。
なお、時代考証や科学考証などは一切無い。
書いてあることはうろおぼえで出してるので、事実と違うことは多々ある。
もしそれが気に入らないなら、論文などを読んだほうがよい。
頭からっぽにして気楽に楽しもう。
来年、2022年のNHK大河ドラマは、「鎌倉殿の13人」
そのドラマの主役、北条義時を主人公とした小説です。、
日本の運命を変える戦い!政治中心です!兵器は出てこないかな
ノベルデイズ2000字歴史時代小説コンテスト応募作。
平安時代、一人の鍛治職人の物語。
盛唐時代を代表する詩人、李白。彼にはもう一つ、「剣客」としての生き様があった――。
侠客たちが剣を競う武侠世界を舞台に、剣侠・李白の冒険を描く!
ギャグあり、シリアスあり、アクションあり。
……たまに下ネタあり。そんな感じの娯楽小説です。
連作短編形式なのでどこから読み始めていただいても構いません。
最新話はウェブサイト(http://www.fubukipro.com/)にて更新中。カクヨムでも掲載しています。
更新情報はtwit
ter(@Kogetsu700)にて。折りたたむ>>続きをよむ
英麻と同じく時の花びらに触れる力を持った少女、服部みなみが二人目の回収役―――タイムアテンダントに選ばれた。先輩としてみなみにいい所を見せようとする英麻だったが、空回りばかりしてしまう。そのうえ、今回の宿主、グレイス・オマリーは空を飛ぶスピカを信用せず、「そんなものに乗るのはいやだ」と言ってきかない始末。果たして英麻たちは無事、時の花びらを回収できるのか?
未来に住む人々は、お金さえあれば何でもできる
歴史上の人物だってタイムマシーンを使えば
生で見ることができる
資産家のご令嬢がこの度時代を遡る
彼女を待ち受けていたのは一体なんやら
戦後75年、戦争の記憶は徐々に…いや急激に風化している。戦争の世代は遠い先祖となりつつある。
戦争で得る物もあれば失う物もある。
昭和十八年八月、教育隊を出たばかりの横田一等兵は最前線の南方行きを命じられた……
作者は戦争を経験した世代から直接話をお聞きした事は数回しかありません。他の戦記等を参考にしました。
話の都合上、史実と異なる展開もあります。当然、戦争を題材としているので暴力的・残虐なシーンもあります。
それでも
大丈夫!って方は読んでください。
(一応予告はしますが。)
少しでも多くの人に戦争の悲惨さを知ってもらえると有難いです。折りたたむ>>続きをよむ
戦というものが日常的にあった時代。
この物語の主人公となる山森勘助(やまもり かんすけ)は、のちに敵味方ともに「鬼」と呼ばれることとなる稀代の名軍師である。
しかし彼は、左目が見えず、右足が不自由。容姿は醜く、生まれは農民。
それでも彼は夢を追い続ける。
ただ、生きるために。
時は春秋戦国、舞台は中国。戦国七雄の最強国秦に己の故郷を滅ぼされ唯一の肉親をも殺された少年は秦に復讐を誓う。これはとある少年が屍山血河の戦乱の世を生き抜き抗争を繰り返す蛮族達を初めてひとつにまとめあげ白起、廉頗、王騎ら時代が生んだ傑物達を蹴散らし秦国最大の敵とまで呼ばれた最強の将軍へと成り上がっていく物語。
ファンタジーや美少女に飽きた方に
剣聖、伊東弥五郎一刀斎とその最後の弟子、神子上善四郎の半生を描く
木曽山中に隠棲していた伊東一刀斎と神子上善四郎は一人の娘を助けた為に、徳川家をあげての流派同士の争いに巻き込まれていく
架空の中国っぽい世界観での宮廷ドラマ。捏造された罪でお金持ちのお嬢様から奴婢の身分に落とされた主人公が、復讐を胸に奴婢の身分から成り上がるお話です。
本人を含めて悪役令嬢がたくさん出てきます。
初投稿です。よろしくお願いします。
ひどくそばにあるようで、遙か遠くにある時代。遙かに遠いようで、ひどくそばにある時代。
クリミア戦争開戦の翌年、フローレンス・ナイチンゲール率いる38人の英国軍看護師団はコンスタンチノープル郊外スクタリに向けてロンドンを発った。足並みの揃わない政府と杜撰な作戦を進める軍により、兵士達が置かれた戦況は悪化する一方だった。現場の訴えは無視され劣悪な環境が改善されず、兵士の死亡率は恐ろしい速さで上がっていた。
スクタリに到着後、予想を遥か
に超える惨状を目にしたナイチンゲールは、兵士を死から守るため、人間の尊厳を守るため、持てるすべての手段を使って医療体制の改革に奔走する。だが、頑なに変化を拒む軍とナイチンゲールは、あらゆる場面で激しく対立する。
事務方兼計算手としてナイチンゲールに同行したシャーロット・ソーンは、ナイチンゲールの生涯に渡ってその活動を支えることになる。この小説は彼女が半生を振り返った回想録である。
注意
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・この小説は事実を元にしたフィクションであり、伝記ではありません。できるだけ史実に沿うように気をつけますが、小説の内容がすべて事実とは限らないのでご了承ください。
・当時は「クリミア戦争」という用語は使われていませんでした。
・主人公のシャーロット・ソーンは架空の人物です。
・作中では看護師を「看護婦」と表記しています。当時は看護が女性の仕事であると考えられていたことと、看護師達がイギリス政府と交わした合意覚書("Memorandum of Agreement")に "Female Nurses" (女性看護師)の文言があったことを考慮して、あえて看護婦と表記しています。
・超不定期に更新します。更新日は基本的に未定です。折りたたむ>>続きをよむ
時は明治三年(1870年)真夏のサンフランシスコ。維新討伐の難を逃れ、勝海舟の差し金で逃亡した二人の国事犯が横浜から上陸した。一人はかの徳川家康を二度敗走させた真田昌幸の遺した極秘の軍術、『九度山信兵録』を解読した若き天才軍師、もう一人は幻の真田の錬人術を極めた幻の人斬り。二人が狙うのはただ一つ、慶応三年十一月十五日、京都近江屋に散った坂本龍馬が偶然、引き揚げたある怪物。アメリカ大陸に渡った怪物の目的は、遠い太古の歴史の彼方に葬られた邪
神たちの復活だった。19世紀、幕末日本と黄金時代アメリカを股にかけた異色史伝クトゥルー神話!(カクヨム様にて重複掲載させて頂いております。)折りたたむ>>続きをよむ
サルバーナ王国歴1279年10月31日。
その日は「新月」という事もあってか魔王が直々に軍勢を率いて人界を練り歩く「ヴィルト・ヘーア」の日だった。
しかし、時が経つに連れて秋から冬への季節となる時期でもある為か、こぞって民衆は仮装して夜の街を練り歩く。
そんな夜に一人の老人が居る家へ訪れた者達が現れた。
老人は聖騎士団に50年以上も務めた人物だが同僚達からは「昼ランプ」と渾名されるほど大した手柄も無い人物だった。
ところが昼ランプと称された老人の所へ訪れたのは・・・・・・・・折りたたむ>>続きをよむ